手がけた部分は約90%完了しました
遂に屋根裏収納スペースで、今回ターゲットとした屋根裏は約90%、屋根裏収納スペースDIYが完成しました。まだあと残りの屋根に断熱材を付ける作業と、天窓の断熱材を見えないように隠す作業が残っています。(天窓は部屋からは天窓ですが、屋根裏ではただの箱状の壁)やはり冬場は年末年始の休みもあり、DIY作業が進みました。
私が屋根裏スペースを整備するきっかけについては、是非こちらのブログ記事をご参照下さい。
屋根裏の配線も隠してすっきりさせました
屋根裏に無造作に張り巡らされていた配線類(EthernetケーブルやCableTVの同軸ケーブル、AC 100ボルトや200ボルトの電線ケーブルを確認しながら、すっきりと隠しました。なぜか電話線だけは屋根裏にはなかったのですが、我が家はすでに光ケーブルのTAからの光電話なので、特に気にならなかったです。でも不思議?各部屋の電話ジャックには屋根裏経由してなかったのかな?
こちらの写真が配線類の隠蔽策です。光ケーブルだけはCD管を通してます。
屋根裏に這いめぐらされていた配線類を、すっきりさせることが出来て嬉しいです。クロス合板は3㎜厚あるので、4㎝高のシナランバーに打ち付けて丁度出入口(点検口)の高さに水平にかかるように寸法を決めて取り付けてます。
今迄かかった総額の費用
今回の屋根裏改造収納スペースのDIYでかかった費用は、現在までで約5.5万円(消費税込)です。
その内訳(税抜き)は、ざっくり以下です。
- クロス合板(壁の断熱材をカバー)¥10,000
- シナランバー、ラワン合板、コンパネ ¥20,000
- 点検口 ¥4,000
- その他、板(赤松他)¥2,000
- 木ねじ、L字金具他 ¥1,500
- ダブルコンセント、スイッチ、LED電球x2 ¥2,500
- CDカップリング、CD管 ¥250
- 断熱材 ¥8,000
屋根裏スペース改造DIYはおもしろい
とにかく、やり始めてみると面白いです。これは正直言って、最近のDIYの中では一番ハマったと思います。
楽しいです。たぶん、私にとっては家を建てる大工仕事のような気分が味わえているからだと思います。さらに、建築基準法を遵守している限り、自分の家の収納スペースが増えて、年に数回しか使わないものを片付けられて部屋をすっきり広々と出来るなんて、とても嬉しいです。 なんだか、部屋の数が増えたみたいです。
初めて屋根裏を見た時は驚きました
でも最初に屋根裏を見た時は驚きました。以前のブログにも書きましたが、分譲住宅を20年程前に購入したのですが、さすがに屋根裏まで内覧する事はしませんでした。先日インターネットを光ケーブルに換えたのですが、その際に初めて屋根裏に上がりました。それはそれは驚きでした。
何に驚いたかと言うと、屋根裏の工事跡が生々しい?と言うか、屋根からは打ち付けた釘が飛び出てるし、タバコの吸い殻が残ってたり、配線のケーブルが滅茶苦茶適当な感じでハーネスしたり、まとまってないとか・・・。タバコの吸殻だけはNGですよね。特に我が家の配線には、CD管も殆ど(一か所だけ何も配線が入っていないCD管が存在)使われておらず、ケーブルテレビのケーブルとかも壁や柱とかにケーブルを絶縁ステープル止めです。いや~~、まぁ、見えないところは、建築基準さえ満たしていれば、そんなものなのかも知れませんね。やっと頭金を貯めて長期のローンを組んで買った物件の屋根裏が、こんなもんだったとは。建売分譲住宅ってそんなもんなんでしょうか? 内覧会とかで見るときは、部屋とか間取りとか、お風呂とか収納とかはしっかりとみますが、さすがに屋根裏まで見ないですよね? 私も購入に際しては屋根裏まではみませんでした。大工さんも忙しくて、限られた工期もあり、見えないところまでは綺麗にする必要はないのかも知れませんが、あちこちで釘がでてるし、うちミスもありそのままだし、電設の業者さんも、もう少しだけケーブル類とかは丁寧に配線してあるとかであれば嬉しかったのですが・・・。ま、いまさら言っても仕方なく、屋根裏をみたら買わなかったと言うと、そうではないので文句は言いません。しかも、この杜撰な状態を残しておいてくれたおかげで、20年後に購入者がDIYで楽しみを作れたのですから、ある意味良かった^^; のかも? そう考えてます。
それでは、Before / Afterでご紹介したいと思います。Beforeの状態は、ここまでDIYすると思ってなかったので、それほど写真を撮っていなかったのが悔やまれます。
屋根裏収納スペースDIY Before / After
DIY作業のBeforeの写真がこちらです。
下の写真は、作業する前の屋根裏(南側)です。オレンジ色のCD管がありますが、ここに光ケーブルを通してます。右側のボロボロになった断熱材は(狭い屋根裏を移動する際に触れるとすぐにピンクのプラスティック袋が破れてボロボロになりました)、我が家の2階の真ん中の洋室の壁の断熱です。そして、この部分の真下が洋室の収納となってます。洋室は左側にもあり、それぞれの収納の上部がこの屋根裏空間となってます。
そして、この次の写真が、屋根裏の北側写真です。上の写真で振り返った反対側になります。そして、この扇風機が向いてる先が、この屋根裏への唯一の点検口入口でした。点検口すぐ横にはケーブルテレビの配電板があり、この配電盤のすぐ横に点検口が設けられてます。この点検口の大きさは、60cmx26cmの縦長の点検口で、辛うじて私の体が通り抜けられる大きさでした。かなり苦しい体勢になって侵入する必要がありました。
上の写真の東側には断熱材がありませんが、理由は、この断熱材のない壁の向こう側は、東端の洋室の屋根裏となってます。断熱材は部屋側の壁にしか設置しないようです。(この東側洋室の屋根裏は、次の屋根裏スペースDIYのターゲットとなりそうです。^^;)
足元の断熱材は、部屋の天井のスレートの上にだだ載せて置いてある感じです。南側の下は洋室の収納部分の天井、北側は、2階の廊下とトイレの天井部分になります。ここでの移動には梁の上を歩かないと、天井のスレートを踏み抜いてしまう事になるので、結構バランスを保つ為に移動には筋肉を使いました。(笑)
DIY作業後のAfterの写真がこちらです。
足元の梁にスペーサーの板をかませて配線の厚みを浮かせて、シナランバーやラワン合板で床を作り、屋根には30mm厚のスタイロフォームを貼り付けました。
屋根には屋根板を打ち付けた時の釘が飛び出ており、DIYの作業中に頭を突き刺す事があったのですが、スタイロフォームのおかげで、その心配はなくなりました。
点検口追加後にDIYした屋根裏収納スペース Before / After
Before
After
点検口追加後にDIYした屋根裏スペース には、入口の上部にスイッチをつけてLEDライトをつけました。いままで裸電球を使ってましたが、屋根裏で熱く熱をもつのは夏場は嫌だなと思いLED電球をAmazonでポチリました。昼光色の60W球でばっちりです。2個設置しました。触ってもほとんど熱くない~。これで明るくて、消費電力も少なくすんで発熱もほとんどなく安心です。
アイリスオーヤマ LED電球 口金直径26mm 広配光 60W形相当 昼光色 2個パック 密閉器具対応
追記:さらにLEDライトを追加で完璧な明るさに
黄色いバッグのある場所から奥は、将来収納スペースにする場所で、今回はいったん夏場までに壁作成して封印して置く予定。現在木材高騰しているので、安くなるまで待ちます。(泣)
断熱材のスタイロフォームを屋根に貼るコツ
スタイロフォームの貼り付けは、ちょうど良いサイズにカッターナイフでカットして、屋根側に設置して、屋根の梁に細長い棒(1cm角程度、適当です)で、留めてます。ちょっとスタイロフォームと梁との隙間があっても、この棒がカバーしてくれます。
スタイロフォームの設置作業を繰り返しているうちに気付いたのですが、もっと簡単な方法がありました。スタイロフォームをこのように屋根の梁の間に設置する場合は、数ミリ程度、梁の間隔の幅のサイズより若干大きくカットして、この屋根の梁の間に押し付けてはめ込む方が綺麗にできます。つまりちょっとキツキツのサイズにカットして押し込んで設置します。手で押しても入りきらないなら、板をあててハンマーで叩いて押し込みます。大概それで綺麗に収まります。経年劣化してスタイロフォームが落ちてくるようなら、またその際は棒で留めることを考えます。途中から上記の押し込み手法^^;で施工しました。少々ならスタイロフォームは圧縮されてぴったり収まってくれます。
余ったスタイロフォームの利用の仕方
スタイロフォームは、カットしたあとに どうしても少しずつ端材ができてしまいます。私の場合は、主に屋根に断熱の為に直付けしていますが、余ったスタイロフォームを寄せ集めて、以下の写真のように貼り付けました。落ちてこないようにクロス合板で隠蔽することで、寄せ集めのスタイロフォームも気になりません。
その他、スタイロフォームを設置する際にサイズがキツキツすぎで割れてしまうケースがありましたが、スタイロフォームの端材を少し薄くカットしたものを、木工用ボンドで接着して割れた隙間を塞いでます。^^;
断熱材で電気代がどう変わるのか楽しみ
断熱材のスタイロフォームを屋根に貼る事は、最初は予定してませんでした。ただ、このDIYを夏に始めた時には、屋根裏の温度の高さに驚きました。この熱があれば、居室の温度も高くなるのは無理ないなぁ・・・と思いました。そこで、この屋根裏の温度上昇を抑えられれば部屋の温度も軽減され、もしかしたらエアコンや暖房のエネルギーの節約になるかも?ってことで、断熱材を屋根に設置する事にしました。先にも書きましたが、屋根から屋根を打ち付けている釘が何か所も飛び出しているので、30mmのスタイロフォームを使用することで、釘で頭をケガすることがなくなるのも大きな理由の1つです。
屋根裏収納スペース DIYはまだまだ続きます
まだまだ改造したい屋根裏もあるので、今後も時間をみつけては作業してゆきたいと思います。壁やスレートに穴を開けて点検口をつけることを経験できたので、もう怖いものなしです。^^;
やってみれば以外とできるもんですね。経験は学びの基本。これからも挑戦してゆきますので、ときどきブログに訪問いただいて、今後の更新を見に来ていただければうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
追記
スタイロフォームの張り付けについて、屋根側に寄せるのか否か、いろんな専門家の意見があるようです。私が参考にしたのは、こちらのページの最後のコメントです。
スタイロフォームの位置については、屋根側に設置するほうが良いと思います。屋根の野路板との間に隙間を設けると、効果も下がり、結露の心配も出てきます。野路板との間で通気(熱気を抜くための隙間)が取れるのであれば、あえてここに隙間を設けることも考えられますが、DIYでは避けておいた方がよいと思います。
https://profile.ne.jp/ask/q-100044/
スタイロフォームを屋根裏に付けてからまだ1冬しか越してませんが、スタイロフォームを一部取り外して確認したところ、全く結露したようすもなく問題ありませんでした。気密性が保たれていたようです。ただ、長年の劣化には心配なので、コメントにあるようにホームセンターで発砲ウレタンフォームを買ってきてスプレーで垂木との隙間に注入しようと思います。夏の今は無理なのでもう少し涼しくなって屋根裏の気温が25℃くらいになってからですね。
投稿者プロフィール
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)
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