数年前に不注意で物を落下してぶつけて縁が欠けてしまった洗面ボウルの修理を今回タッチアップでどこまで修理出来るか試してみました。
結論的には、レジンとかソフト99(SOFT99) 補修用品 光硬化パテ 12g 09213とかパテで下地作業を行うべきだったと思いますが、応急処置で以前に塗ったタッチアップが結構いい感じで埋まっていたので、今回はパテなしでの挑戦です。
最近エアタッチスプレーよる塗装にハマっており、今回もそれを使えば仕上がりが良くなるかなぁと思たので挑戦しました。
今回も色々と学んだのでご紹介いたします。
修理前の状態
修理前の洗面ボウルの状態はこのような感じでした。破損時に応急処置としてよく似た色のタッチアップペンで塗料を埋めて誤魔化してます。
今回この部分をさらにエアータッチで塗装して綺麗にできるかの挑戦です。
破損状況は、固いビンのような物をおとして、ホーローのボウルの淵の一部が破損した状況です。応急処置で白っぽいよく似た色のタッチアップを買って塗装してますが雑ですね。結構目立つ状況です。
前回の教訓から今回のポイント
前回は、塗料が一杯手についてしまうと言う失敗をしました。また、車のドアノブ塗装では塗装面に光沢がなく、つや消しっぽい出来になってしまったので、今回はクリアー塗料も用意しました。さらに、エアタッチ仕上げスプレーも用意しました。まとめると、
- 塗装前に使い捨て手袋をして手が汚れないようにする^^;
- 塗装直後にクリアー塗装して光沢感をだす。
- エアタッチ仕上げスプレーの噴霧(全体を馴染ましさらに綺麗に)
上記3点が前回からの学びでの追加項目です。
クリアーと仕上げスプレーはセットで購入できました。別々に購入しても同じ値段ですが・・・(笑)このクリアーには、エアータッチ用のクイックアダプターが2つ附属しているのお得な感じがします。
ソフト99 99工房 エアータッチ こだわりセット クリアー 09223
補修作業その① 準備
まず凹凸を無くすべく追加で塗料を塗って乾くのを待ってから、ペーパーでなるべくスムーズになるようにしてみました。ただ残念ながら少し凹みを感じます。
補修作業その② 塗装
そしてエアタッチによる塗装です。液だれしない様に注意してエアータッチで前回使用したアダプターを装着して塗装しようとすると、なんと、エアーは出ますが塗料が噴出されません。前回使用したアダプターのパイプに塗料が詰まってしまっていて、塗料を吸い上げられないようです。あわててクリアーに附属の未使用のアダプターに交換して事なきを得ました。
塗装可能となったので、白色塗料のタッチアップを数回に分けて噴霧して、ある程度満足のする塗装が出来たら、その後すぐに2つ目のアダプターを装着したクリアーのタッチアップにエアータッチを付け替えてを噴霧しました。 そして続けて仕上げスプレーも噴射。こちらがその結果です。
以前より修復跡が目立たなくなりました。やはり、クリアーがあると期待通りの光沢が出ました。エアタッチ仕上げスプレーは全体をなじませてくれてると感じました。
補修作業その③
塗装後にマスキングテープを剥がすと、なんとマスキングテープにそって塗装のエッジが出来てました。これはまずいです。そこで、前回学んだラッカー薄め液を綿棒につけて、エッジになってしまった部分を慎重に除去しました。さらに、使い切って空になったタッチアップ容器にラッカー薄め液をいれていたので、このタッチアップのふたについてる筆(薄め液付き)でエッジになった部分をなぞってから、綿棒で慎重に落とすとうまく綺麗に処理できました。
なんとか無事に綺麗に境目が目立たなくなりました。使いきったタッチアップに入れて使用しているラッカー薄め液は結構役立ちました。実は、このあと、思わぬ別な用途もありました。アダプターのお手入れ用です。
補修作業完了
こちらが修復の完成した洗面ボウルです。一見、破損場所を知らないとぱっと見にはほとんど気付かない状態になりました。
アダプターの手入れ その①
前回使用したアダプターのパイプの詰まりで、予期せぬ塗料噴出しない問題を経験しましたが、次回も再利用できるようにする為に、お手入れが必要です。塗装をしたまま放置だと、パイプが詰まってしまって次回使えなくなります。そこで、どうやって手入れしたものかと考えていたら、よい方法がありました。先程も書いた通り、私は使い切ったタッチアップにラッカー薄め液をいれて使用しているので、そのタッチアップ(ラッカー薄め液がはいった)をエアータッチに装着して、ひと吹きすればパイプも掃除できます。(必ず外で行いましょう、部屋中にラッカー薄め液が飛び散ります)
アダプターの手入れ その②
さらに、次回の再利用を確実にする為に良い方法を見つけました。完全にアダプターのパイプ内を通す為にダストブロアーが使えます。こんな感じで装着してエアーを吹き出せば、パイプ内部の残ったものは吹き飛ばしてくれます。^^; これは便利です。必ず外で行ってください。家の中で行うとラッカー薄め液が吹き飛び結構匂います。
まとめ 今回のDIYで学んだ事
- やはり、もっとスムーズな表面にして補修をしたいと思います。ガリ傷修理の時に学んだ教訓ですが、塗装には塗装面が滑らかである事が重要です。次回は色々と様々なパテを研究して使用してみたいです。
- 塩化ビニール樹脂製の使い捨て手袋を使って作業しましたが、手袋の装着はマスキングを完了してから塗装直前に行う事。新聞紙でマスキングする際に養生テープを使用してますが、このテープはビニール手袋に強烈にくっつきます。下手すると、剥がせなくなり手袋が無駄になります。
- エアタッチのアダプターの手入れは、次回再利用するなら大切です。ラッカー薄め液をいれたタッチアップをエアタッチにつけてひと吹きして、そのあとダストブロワーでパイプを開通乾燥させておくと次回も慌てる事無く再利用できると思います。
- 今回使用したタッチアップ塗料は、たまたま愛車用のタッチアップが洗面ボウルの色に近かったので使用しましたが、色選びも大切です。プロの方は複数の色を混ぜて近い色を作るのでしょうね。そこは素人にはまだハードルが高いかなと感じております。
- 車の塗装でなければ、自分で色を調合できるエアーブラシも選択肢となりそうです。
上記5番目の学びから、さっそくエアブラシをネットを調べてみましたが、下記リンクのエアブラシが便利そうに思います。調色もできて各種インクに対応しており、これならエアー缶を何本も買う事なく失敗しても何度もやり直しが出来そうです。今はWishリストに入れて置いて、機会があれば購入してまた感想や体験談を書いてみたいと思います。
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投稿者プロフィール
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)
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