髪の毛が絡んで回らなくなった戸車復活　DIY

髪の毛が絡んで回らなくなった戸車の修理

前回のブログでは、戸車を新品の戸車に交換する作業について書きました。

戸車に絡まっている髪の毛は、ほとんど娘の細い長い髪の毛なんです。風呂上りにヘアドライヤーで髪を乾かしたあとは、必ず掃除するようにと言ってはいても、少しずつ髪の毛が残っていて戸車に絡まってしまうようです。

今回は、前回のブログで次回に持ち越した「髪の毛を溶かして修理できるのでは？」の結果編です。

髪の毛を溶かせば良いのでは？の発想に至った理由

私が小学生の頃、家庭教師をして頂いていた大阪大学理学部のお姉さん先生が、髪の毛を顕微鏡で見るために少し溶かせば面白いよ～って教えてくれました。その時に貰った薬品が、苛性ソーダでした。つまり、水酸化ナトリウムですね。

と言う事は、強アルカリで髪の毛溶けると言う事ですよね。

そこで調べてみると、市販されているアルカリ製品だとパイプクリーナーとか、キッチンハイターが強アルカリです。そこで、我が家にあったキッチンハイターで、まず、この髪の毛の絡んだ交換した戸車を再生実験をしてみました。

結果報告

お約束したとおり、キッチンハイターとパイプクリーンで髪の毛溶かし作戦の結果の報告です。

結論から言うと、パイプクリーンが効果抜群でした。

キッチンハイターの場合

家にあったキッチンハイターに期待したのですが、すこしだけではありますが、髪の毛が柔らかくなめらか？になった事により、引っ張っても取れなかった髪の毛が一部取れるようになりました。2日間ほどラップで包んで放置していたのですが、それでも戸車に絡んだ髪の毛は残っていて、正直あまり溶けた感は無かったですが、すこし柔らかくなっていたようにも思います。

1日目の結果は以下の写真のような状態でした。髪の毛が少しソフトになったかな～？と言う程度です。デンタルフロスのようなものもそのまま残ってましたが、引っ張れば全部とれました。

しかし、戸車は殆ど回転せずでした。溶けきれない髪の毛が詰まっているのでしょうね。

パイプクリーンの場合

キッチンハイターでは、戸車の復活は無理と思って戸車は捨てるつもりだったのですが、戸車をゴミ収集に出し忘れたのと、たまたまスーパーでパイプクリーンが山積みで売られていたので、購入して試してみました。たったの30～40分程度パイプクリーン１と水１の割合で溶かした中に浸してみただけですが、効果抜群でした。髪の毛は溶けた様です。

パイプクリーン後の戸車の状態

見事に戸車復活です。これなら捨てる必要もありません。もう1度、使えそうです。

新品を買わなくても、最初っからパイプクリーンで修理出来ていたかもですね。タラればですが、パイプクリーンでも修理可能でした。（新品を買って交換した事は、それはそれで良かったと思ってますが。。。）次回からの修理DIYの参考になりました。

まとめ

髪の毛が絡んで回らなくなった引き戸の戸車は、パイプクリーナーと水の混じった容器の中に30～40分浸けておくと、髪の毛が溶けてなくなって、再び車の回転が復活します。手では取り切れない髪の毛が、パイプクリーナーだと取り除けたようです。

キッチンハイターでも為してみましたが、パイプクリーナーほどの効果はありませんでした。しかも、結構臭いもきついので、全くお勧め致しません。

結論

最初からパイプクリーナーの一択で良いと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。