電子ピアノ(Technics PX105)の鍵盤のカタカタ音の修理 DIY

家電修理DIY
Technics PX105のカタカタ音の修理 DIY

我が家の電子ピアノ(Technics PX105)のカタカタ音を、殆ど0円で修理できたのでご紹介します。

修理に至ったきっかけ(動機)

最近、ピアノを始めました。娘が大学受験でピアノ教室をやめてから、折角購入したピアノも居間で弾かれることもなく、数年が経とうとしています。

誰も弾かないなんて「もったいないなぁ」なんて考えていたら、ブログでも何度も紹介した金曜ドラマの「妻、小学生になる」のドラマのBGMで使用されていたピアノ曲に、私が魅せられていまいました。

それがきっかけで、その曲が弾きたいが為に私はこの年になってピアノを始めました。

我が家のアップライト・ピアノは調律師も呼ばなくなり音もそろそろ狂い始めてますが、和室には電子ピアノがあり、夜も音を気にする事なく練習ができます。夜な夜なこの電子ピアノで練習した成果もあり、「妻、小学生になる」のドラマで使用されていた、パスカルズの「あけがたにくる人」と言う曲が弾けるようになりました。 マジです。

ただ以前から、娘が夜に練習していた時から少し気にはなっていましたが、我が家の電子ピアノは鍵盤を離した時にカタカタと音をたてるのです。自分で練習する様になって、さらにその音が耳障りに感じられました。

Technics PCM Digital Piano PX105

ただ、この電子ピアノは妻が私と結婚するまえに購入した1996年製のTechnicsのPCM Digital Piano PX105と言う年代ものです。娘もピアノ教室に通っていたときは夜に練習する際に使用していたので、結構弾きこんでます。

Technics PCM Digital Piano PX105

電子ピアノには良くあることですが、経年劣化がすすむと鍵盤を離した際にカタカタと音がする鍵盤がでてくるらしいです。これは鍵盤についている錘(ハンマー?)が落ちるときに、本来はフェルトが受止めて音がしないのですが、そのフェルトが経年劣化でへこんできて、本体の棚板?にハンマーが衝突してしまいカタカタと音がするようです。

修理前の状態

実際の音がこちらです。

Before カタカタと鍵盤を離す度に音のでる鍵盤があります とくに良く弾く音

修理するには、フェルトの交換が必要ですが~

しかし、この電子ピアノはTechnicsはピアノ事業から撤退していて交換部品も入手できません。ネットでも探しまくったのですが、この機種の交換用フェルトは見つかりませんでした。困ったものですが、夜間に時間があればピアノの練習をしたいので、なんとか自分で修理してみる事にしました。

まずはどんな状況なのか? フェルトはどんな状態なのか?を確認する為に分解してみました。

分解の仕方

一体、どうやったらフェルトの状態をみる事ができるのか、まずピアノの分解方法が分かりません。ただ、ネットを検索したら同じ機種で天板を外している写真を発見しました。

なるほど、上の板が外せるのか!! 当初私は鍵盤部分の本体を足から外して、裏側からのネジを取り外して修理するものと考えてましたが、天板が取れると判りました。足から取り外す必要がありません。その写真がこちらです。ピアノの後ろ側でネジ3か所で止まってます。それを外して天板を前方の鍵盤側に押し出すとスライドして取り外す事ができました。

天板(譜面台付き)を取り外した状態
取り外した天板

鍵盤カバーの取り外し

そのあと、鍵盤の蓋?と言うか、スライドして鍵盤をカバーする板を取り外します。その時の写真を撮り忘れましたが、蓋の裏側にワイヤーがあって、3か所で止まってます。そのうち2か所は両端の歯車に接続されていて、蓋が歯車でレール上を移動するようになってます。そしてのそのワイヤーの真ん中にネジで蓋に固定されている部分があるのですが、そのネジを外すとワイヤーが曲がるので歯車が抜けて蓋が取り外せます。言葉では説明しにくいですが、蓋の真ん中でワイヤを止めてあるネジを外すとワイヤーに遊びができて、両端の歯車が内側に外れてくれるので取り外しが可能です(やってみれば解るとしか言えないです)

フェルトの状態と音が発生する原因を分析

天板と鍵盤の蓋を取り外すと、鍵盤を弾きながらハンマーの動きとフェルトの状態を目視する事ができます。実際に僅かなフェルトの凹みかたの違いで、パツンパツンと言う音(棚板にハンマーが当たっている)と、当たらない場合の音(ポコポコっ)の違いがお分かりいただけるかと思います。

私の修理方法

本来であれば、この劣化したフェルトのパーツを購入する事で完璧な修理となると思いますが、残念ながらネットで探すと、このTechinicsメーカーの私の機種のものは探せませんでした。もう生産終了して保守部品の販売もしていないのだと思います。Amazonでピアノ修理用のフェルトが販売されているのは、電子ピアノ用ではなくダンパー用だったりで使えそうになく困ってましたが、分解して音が発生する仕組みとその発生部分の状態を知ることができたので、別な修理方法を思いつきました。つまり、

カタカタ音がするフェルトが劣化した部分だけを補強すればええやん!

って事です。

良く見ると、音がする部分はフェルトが他に比べて凹んでます。であればここだけフェルトを補強してやれば音が消えるのでは?と思い、早速試してみました。

方法は、フローリングの椅子の足に付ける傷防止用のフェルト(シール付き)が家にあったので、それを幅5mm程度に細くきって、劣化した部分のフェルトに被せるかたちで補強しました。

残念ながらフェルトの厚みの表示がありません。
LIXILビバホームでかなり以前に購入したものです。
30mm x 5mm幅にカット
劣化したフェルトに重なりやすいようにちょっと変形させてます

上記のようなフェルトを切り出して、劣化した部分に貼り付けました。

劣化して凹んでハンマーが棚板にあたる鍵盤の部分に自作したフェルトを貼り付け。フェルト部分はシールが付きませんが棚板に貼り付ける感じです。

切り出した傷防止用のフェルトの厚みを計ると裏にシールの紙が付いた状態で2.4mmありました。恐らく、フェルトの厚み自体は2mm程度なんだと思います。それをさらにペンチだ先っぽを圧縮し使用してます。多分1.2mmくらいの厚さです。ラジオペンチで軽くはさんでちょっとフェルトを2mm以下に圧縮させる感じです。

フェルトが厚いと鍵盤の高さに影響するのでそこは鍵盤の高さをチェックしながら調整して下さい。

たぶん、Amazonでこのような2mm厚のフェルトを購入すれば良いかと思います。

私の場合、すでに食卓の椅子用に購入してあったので、それを使用したので材料費は無料みたいなものでした。 実際に貼り付けあとの動画がこちらです。

フローリング傷防止用のフェルトの粘着力は椅子の場合は座る事で押さえつけられるので、取れないですが、このような使い方をした場合は、剥がれてきそうに思ったので強力補修用テープで補強してます。

強力補強テープでフェルトが剥がれないように固定。 ここまでしておけば安心。まず剥がれないでしょう。
作業前にカタカタ音のする鍵盤にマークしておくと作業しやすい。私はある程度修理してから気付きました。^^;
補修したフェルトの厚みが厚いと、鍵盤が下がります。補強のフェルトはラジオペンチで挟んで圧縮するとある程度調整できます。

修理後の状態

ご覧のように見事に修理できました。

もう不快なカタカタ音はありません。

ピアノ上達したい

私は今、次の課題曲(自分で弾けるようになりたい曲)として、久石譲さんの「Summer」を練習中です。しかし、これは初心者には結構ハードルが高いです。ピアノ経験者の妻からは「基礎が出来てない初心者が、この曲なんて生意気」と、罵倒されております。でも頑張ります。

今やインターネットの時代で、私が学生時代の頃に比べるとYouTubeでも沢山の情報があります。ただ一方通行なので、マンツーマンのレッスンも受けてみたいなぁと思ってこの椿音楽教室のサービスを検討しております。講師陣が多くてオンラインのレッスンに興味あります。

好きな時間に好きな場所で講師からマンツーマンのレッスンで指導いただけるなら、上達も早いのかもと思い、まずは無料体験レッスンでも受けてみようかなぁ?って考えてます。1曲集中レッスンコースが私にはあってそうです。一度試してみようかなぁなんて考えてます。そもそも初心者なので、いきなり久石譲のSummerを1曲集中レッスンしたいと言ったら講師も困るだろうあなぁ・・・(笑)

まとめ

家にあった古い電子ピアノのカタカタ音の修理、無事に完了です。ほとんど修理費用も使わずに済み(私の場合は家にあったものばかりなので)、修理が出来てとても満足です。電子ピアノのカタカタの原因は殆ど同じ原因だと思うので、他の機種でお困りの方も是非試してみると良いかと思います。

これで夜のピアノの練習もカタカタ音に邪魔されずに練習ができます。全ての鍵盤を処理したわけではないので、またカタカタ音がでてくるかも知れませんが、その場合は同じ方法で補修すれば良いと思います。カタカタ音がしていた鍵盤はすべて白鍵で、不思議と黒鍵はカタカタ音のする鍵盤はありませんでした。この方法を参考に修理が出来たらコメントいただけると嬉しいです。参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

diy-hs
diy-hs
”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)

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