ゴールデンウィーク中、外出する事もないので久しぶりに豚肩ロースと豚もも肉の燻製を料理しました。ついでに他にもチーズとナッツもスモークしてます。やりかたは色々とありますが、今回のご紹介する私の手順は比較的簡単な方法かと思います。
準備したもの
- 豚ももロース (339g)
- 豚肩ロース (491g)
- スモーカーは、今迄使用していたものがボロボロになって廃棄したので、新しく温度計付きのものをOKストアーで購入。2,180円(税別)
- ついでにチーズ(一緒にスモークチーズも作るため)
最近は切れてない長方形型のプレーンのチーズが販売されておらず、6P三角チーズを購入しました。スモークチーズに合うのは雪印の6Pチーズという意見もネットで見かけました。最初から切れてるチーズとか、スモークチーズとかもいいですが、なんにも加工していないプレーンのチーズも販売して欲しいです。 - さらになとりの食塩無添加のミックスナッツ(これもSmoked Nutsにします)
- 桜チップ
下準備
- お肉にぶすぶすとフォークで突き刺して穴をあけます。
そこに塩と砂糖(私の場合は、ラカント)を3対1程度の割合で擦りこみます。(結構適当です)塩は手のひら一杯程度でしょうか、それを2本の肉全体に擦りこみました。そのあと、ラカント(自然派甘味料)をその1/3程度擦りこみます。)
もったいないと思いながらも、バーボンウィスキーを少々。いいウィスキーの香りが立ち込めます。
上記をウィスキーの液体と一緒にビニール袋に閉じ込めて、冷蔵庫で2日間寝かせました。
調理
2日後に冷蔵庫から取り出して、気持ち程度の塩抜き(15分程度)しました。塩抜きと言うより、ウィスキーが抜けた感じですが・・・(笑)
その後、水分をペーパータオルで取ってからしばらく放置して常温で乾燥させます。冷蔵庫にいれて乾燥させても良いのすが、冷蔵庫が一杯なのでそのまま室内で放置。塩抜きは、冷蔵庫に寝かせた期間と比例して多く取ると良いと思います。一週間程度寝かせるのも良いですね。以前は私も一週間程度寝かせてましたが、塩抜きを怠ると塩辛かった記憶があります。私はせっかちなので最近は寝かせるのは1~2日程度で塩抜きもボールに水をはって15分~30分程度浸すだけです。ベーコンなんかを作る時は、しっかり塩を擦りこんで1週間寝かせることをお勧めします。(経験者は語る)
さて今回は熱燻か温燻か迷いましたが、新しく購入しスモーカーが温度計付きなので、温燻にチャレンジしてみました。約70~80度の温度で1時間40分程度燻しました。保存期間はそれほど長くはなく、むしろアッと言うまに食されてしまうので熱燻でもよいのですが、普段いつも熱燻だったのと、今回は温度計がついたスモーカーなので温燻してみる事にしました。
温燻
風が強くて結構大変でしたが、ブロックで風を防ぎながらなんとか無事に温燻しました。
意外と温度を一定に保つのは難しいですね。ほぼつきっきりで火力を調整しながら温度調整しましたが、一番楽な温度調整方法は火力はそのままで、温度が高すぎるとスモーカーを持ち上げたり、降ろしたりして調整するのが結構簡単かも・・・。途中6Pチーズを確認すると網にめり込んでいってたので、いったんチーズはそこで終了。取り出しました。ついでにナッツもとりだしておきました。そうすると、ちょっと我慢できずスモークド・チーズとスモークド・ナッツでウィスキーを少し楽しませていただきました。^^;
その後も約70度から80度の温度で温燻を続けて出来上がったのこちらです。かなり水分(肉汁)が肉からでてました。スモークチップをカバーしていたアルミホイルに沢山降り注がれていたようです。温燻時間は1時間40分でした。理由はガスボンベのガス欠です。あと20分程度続けて2時間の温燻とする予定でしたが、まぁ、今回は良しとします。
完成
左側が豚もも肉、右側が豚肩ロースです。もも肉の方が火が通りやすいのですかね?豚肩ロースの方はちょうど生ハムのような感じです。どちらも食べてみましたが、ちょうど良い塩加減でとてもおいしいです。ワインやウィスキーでスモークチーズとともに晩酌を楽しもうと思ってます。
とくに豚もも肉のスモークのおいしい食べ方は、山葵をつけて食べると絶妙においしいです。是非お試しあれ。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回使用したスモーカーはこちらです。温度計がついてると便利ですね。BUNDOK(バンドック) スモーク 缶 温度計付 BD-439 スモーク対応
補足 (Lessons Learned)
補足ですが、今回使用したカセットコンロは購入して間もないもので結構綺麗な状態でしたが、スモーカーから出る肉汁や桜チップのスモークの液が缶の外を伝って、買ったばかりのカセットコンロに付着してしまいました。すぐに拭けばとれると考えてましたが、高温になったカバーに落ちた汚れは染みこんでしまうのでしょうか? 以前は長年使用のカセットコンロを使っていたので、汚れても全く気にならかった(追加の汚れに気付かない)のですが、今回はほぼ新品ともあって汚れがすぐにわかります。妻に怒られてしまいました。
結論:熱くなったボンベのカバーに降りかかったスモークの液は簡単には落ちないです。コンパウンドを使っても汚れが刺青みたいに付着してしまっているのか、落ちませんでした。 あまり擦りすぎると塗装が剥がれて返って目立たせてしまいそうなので諦めました。次回からは始める前に汚れては困る部分をアルミ箔で覆ってから開始する事にします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
投稿者プロフィール
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
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