エレコム・マウス(EX-G)の分解修理 DIY

パソコン関連DIY

めちゃめちゃ便利だったエレコムのBluetooth マウス(EX-G)のホイールのスクロールが効かなくなったので、分解して修理してみた

私は仕事をするときは、2台のPCを使い分けて使用する事があります。すなわち、MacBook Pro とDELLのInspiron(Win11)を使っており、マウスを1つにしたいなと考えておりました。

それを実現してくれる便利はマウスが、ElecomのEX-Gでした。2つのPC間で、Bluetoothの切替も瞬時で超便利です。マウスを握ったまま切り替える事が出来るので、直ぐにスイッチできて楽ちんです。

キーボードはBuffaloのBSKBB100を使用しており、こちらもPCの切り替えて1つのキーボードで済みます。

さて、その便利なマウスですが、最近ホイールを回しても、スムーズにスクロールしなくなってしまいました。スクロールするにはするのですが、ときどきホイールを回してもスクロールが反応しない事があります。最初は我慢していたのですが、頻発するとストレスです。

そこで、分解して原因を確かめて修理するしたのですが、無事に修理できたのでご紹介いたします。どうような症状で困っているか方の助けになると幸いです。

Elecom EX-G

修理前のマウスの症状

スクロール用のホイールを回しても高頻度で無反応

以前はくるくると回すと直ぐに反応してスクロールができていたいのですが、最近は高頻度でから回りしているかの如く、スクロールが反応しません。以前、他のマウスを分解したときは、このホイールをLEDの光をホイールが遮ることでオンオフのようなカウンターとなり、スクロールしていた機種がありました。そこでこのマウスも、ホイールのセンサーの故障(多分ほこりとか?)と思って分解清掃で直るかもと思って分解してみる事にしました。

分解の仕方

特殊なネジで3か所固定されてます

さてこのマウスの分解の仕方ですが、マウスの裏の滑りパッド?の下にネジが隠れてました。全部で3箇所でネジで固定されてます。ただ、ネジの穴が、ベンツのマークのような形状の特殊なネジで、私がもっているプラスドライバーや、マイナス、星型ドライバーでは回す事ができず、途方にくれてしまいました。

この滑りマットの下の矢印の箇所にネジがあります。
ベンツのマークのようなネジ プラスドライバーでははずせません。いやらしい形状です。分解するなと言っているかのようですね。

ですが、引き出しを探しまくると丁度良いドライバーが見つかりました。以前、iPhoneのバッテリーだったかパネルだったかを交換した際に付属品として送られてきたネジにベンツのマーク(笑)がついてました。^^;

ベンツのマーク この形は何と呼べばよいのやら。

このネジのサイズ用ではなくて、もっと小さいネジを回す為のものなんですが、形状が同じなので、奥までしっかりと差し込んで回すと、なんなくネジを回すことができて、無事に3つのねじを取り外しができました。捨てずにとっておいてよかった~~。

3か所のネジを外すと、カパッと蓋が取れる

内部の様子を写真にとりました。ちなみに上蓋と本体はコネクターで繋がっているので、下の写真はコネクターを外した状態です。

基盤が現れたたので綿埃は、エアーダスターで吹き飛ばしました。上蓋についている基板はプラスネジで取り付けられていました。

基盤を取り外すには3か所の爪を外すだけ。

基盤は3か所の止めネジを外すだけで取れます。ねじ止めはされておりません。結局なにがスクロールの不具合の原因だっかと言うと、下の写真のホイールの軸受けに繋がっている、スイッチの接触不良が原因でした。

このマウスは、ホイールを回すと「カクカク」と軽い感触のあるモデルなんですが、軸受け部分とスイッチが連動しているようです。そこで、私はこのスイッチを回す時に一部接触の良くない部分があるのだろうと推測しました。(いわゆるモーターのような構造で回転を検知)

しかし、この赤矢印の部品は取り外して分解すると言う訳にいかないので、いつものごとく、万能スプレーを外から吹き替え、隙間から内部にしみこませてホイールを回転させて、接触部分を復活させると言う手法をとりました。これがビンゴ!!で、スクロールの不具合は見事に解決しました!!!

写真撮り忘れましたが、基盤を外すとホイールも取り外せるので、矢印とは反対側から接点復活スプレーをしました。より内部構造に復活材が到達できます。

接点復活スプレーを塗布

私の万能スプレーは、これです。

いつもこのスプレーで家電が復活します。^^;

私のブログでは何度も出てきますが、家電の修理はほとんどは、この接点復活スプレーで直せてます。超お勧めです。

あとは組み立て直すだけ

良かったです。今回も接点復活スプレーに助けられました。電化製品の不具合のほとんどは接点の接触不良ですね。

接触不良が原因だったので、組み立て前に電池を入れてホイールを回して動作を確認しました。そして蓋をふたたべネジ3か所で締めて閉じます。

滑りパッドにホームセンターで買ってきた両面テープをつけてカッターではみ出た部分の両面テープをカットして、ネジを隠して完成です。

まとめ

無事にお気に入りのマウスを修理できました。今回も接点復活スプレーは期待通りの活躍をしてくれました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

diy-hs
diy-hs
”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)

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