iPhoneのバッテリー交換と液晶パネル交換 DIY

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iPhoneのバッテリーと液晶パネルを交換しました

iPhoneのバッテリーが劣化したので、Amazonで購入したバッテリーへの交換をしました。ところが途中でフレキケーブルを切断してしまって、液晶パネルまで交換する羽目に(涙)

iPhoneのバッテリー交換は自分で出来ます。

ただし、少しコツと注意点があります。私は何度も自分で交換した経験があり、今回も楽勝と思って少し気を許してしまって、本体と液晶パネルを接続するフレキケーブルを傷付けてしまう結果に。

注意点も含めて、これから自分でiPhoneのバッテリー交換や液晶パネルを交換しようとしている人に、コツと作業のポイントと実際にAmazonで購入したものを紹介します。

バッテリーの交換には、iPhoneの液晶パネルを本体から取り外す必要があります

iPhone歴は長いので、家族のiPhoneを含めてバッテリー交換は今回で5~6回目です。昔の古いiPhoneは、簡単に液晶パネルを外す事ができたのですが、最近のiPhoneは結構がっちりと接着されていて、液晶パネルをはずのが一苦労です。

今回の機種はiPhone12 mini

今回バッテリーと液晶パネルを交換したのは、娘のiPhone12 miniです。その前に、妻のiPhone12 miniもバッテリーも交換していたので、手慣れたものですが油断してたかもです。

液晶パネルの外し方

iPhoneのバッテリー交換には、液晶パネルを外す必要があります。液晶パネルを無事に外す事ができればあとは簡単ですが、この液晶パネルを外すのが結構大変です。パネルオープナーと言う工具も売られていますが、頻繁に作業しない限り、購入するには高価なので躊躇してしまいますが、ただし初心者の方や、作業を簡単に行い方や友人の分なども交換してあげようと考えている方は、買ってみても良いかと思います。私は使ったことが無く、いつも購入したバッテリーに付属している工具で作業を行っています。

パネルを取り外したりバッテリー交換には特別なドライバーが必要

幸いな事に、上で述べた液晶パネルオープナー以外は、バッテリーや液晶パネルを購入すると付属しています。 

こちらが購入したバッテリーに付属していた工具。必要な最低限の工具が入ってます。特殊なドライバーなので、これらが同梱されていないと作業できないで、とても助かります。

特に液晶パネルオープナーの代わりに、吸盤が同梱されてます。ぺたっと液晶に張り付けて指をリングにかけて吸盤を引っ張る事で、液晶パネルを外す為のものですが、正直お笑いツールです。これを貼り付けて引っ張っても液晶パネルはびくともしないです。

さて、一連の作業を時系列で書いておきます。簡単そうですが、コツがあるので後程解説します。

  1. iPhoneの下部にある充電ケーブルの差込口に両側になるネジ2本をはずします。
  2. 液晶パネルを外します。
  3. 作業を楽にするためにフレキケーブルを外します。
  4. バッテリーを接着している両面テープを抜きだします。
  5. バッテリーに両面テープを貼ります。
  6. バッテリーを交換して、ケーブル類を元通りに戻します。
  7. 取り残した液晶パネルの粘着テープを綺麗に取り除きます。
  8. 購入したバッテリーに付属している新しい粘着テープを貼ります。
  9. 液晶パネルを戻します。
  10. 下部のネジを締めて終わり。

一番大変な液晶パネルの取り外し

何と言っても液晶パネルの取り外しが一番大変です。

まず、ボトムの2つのネジを外しますが、これは簡単。バッテリー付属のドライバーを使用して外します。

つぎに、液晶パネルにバッテリー付属部品の吸盤を貼り付けて引っ張って外すのですが、まず外れません。なぜなら、強力な粘着テープで本体と液晶パネルが接着されているからです。これを剥がすには、ヒートガンまたはヘアドライヤーで回りをあっためて粘着力を弱めて引っ張るしかないです。

私はヘアドライヤーを使用して結構熱くなるまであっためてから、これまた付属のへらを液晶と本体の枠の間に差し込んでゆっくりと持ち上げて外しました。だた隙間が狭いので私は生物の時間に使用したメスを使った為、どうやら液晶パネルのフレキケーブルを傷つけてしました。(涙)

決して、刃物は使わないようにしましょう。(Lessons Learnedです)

Amazonで購入したバッテリー
吸盤を付けて引っ張りながら隙間にへらを差し込む
左側はフレキケーブルが繋がっているので注意

私はフレキを切断してしまったようです。(涙)みなさま、くれぐれも注意下さい。

急遽、液晶パネルも購入

液晶パネルのフレキケーブルは つなぎ直す事はできないので、残念ながら液晶パネル交換となります。Amazonで液晶パネルも入手できました。購入したのはこちらです。Bokman iPhone 12 mini 液晶パネル 画面交換 キット5.4 インチ フロントパネル LCD タッチパネル 修理パーツ ガラス スクリーン 修理 工具付属

購入した液晶パネルにもバッテリーと同じ工具が付属してました。

液晶パネルの交換は、簡単ですが1つだけ注意点としては、以下があります。

液晶パネルの交換には、交換前の液晶パネルの部品が必要

液晶パネルを購入しても、フロントカメラ、イヤピーススピーカー、近接センサーは含まれていないので、使用中の液晶パネルからそれらパーツを外して、購入した液晶パネルに付け直す必要があります。液晶パネルを交換する際は、これらの部品取り外して新しい液晶パネルに付け直す事を忘れないようにして下さい。

【注意事項】この製品には、フロントカメラ、イヤピーススピーカー、近接センサーは含まれていません。これらの部品は元のスクリーンから交換してください.

この部分の作業は、こちらのサイトが大変役に立ちました。どうやって外せば良いのか分からないので、写真付きのこのサイトがとても助かりました。

いったん、部品の外し方が分かれば、あとは、その反対で新しい液晶パネルに取り付ける事ができました。

この部品の取り外し時は、4つのネジがあるのですが、とても小さいので失くしてしまわないように注意下さい。めちゃくちゃ小さいので、床に落としたりしたら見つからないと思います。

取り外されたフロントカメラ、イヤピーススピーカー、近接センサー
4つの小さな点が、ネジです。サイズも違います。失くさないよう注意!!

バッテリーの取り付けと液晶パネルの取り付け

あとは、取り付けるだけですが、バッテリーは両面テープが付属しているので、それを貼って所定の位置に設置してあとはフレキケーブル類をしっかりと元の位置に戻すだけです。

液晶パネルの取り付けには、iPhoneの枠に残っている黒い粘着テープは一旦全部綺麗に取り除きましょう。結構大変ですが、私の場合はピンセットで大方綺麗に取り除いた後に、どうしても残っている部分に関しては、アルコールをしみこませた脱脂綿で擦ると綺麗に取り除く事ができました。

そのあとで、付属の粘着テープ(バッテリーを購入しても、液晶パネルを購入しても付属してきます)を、iPhoneの枠に合わせて貼り付けるだけです。そのための便利なフィルムが付属しています。

アルコールを含ませた脱脂綿でふき取ると、綺麗に粘着テープをふき取れました。
液晶パネルを貼る為の黒い粘着テープを貼るためのシール(便利です)
綺麗に黒い粘着テープを貼る事ができました。バッテリーは2800mAHとAmazonには表示されてましたが、届いたのは3000mAhとなってました。得したのかどうなのか?大きい容量の方が良いけど・・・。

無事に交換完了

交換は無事に完了しましたが、純正部品ではないので、iPhoneの電源をONにすると以下のような警告がでます。これは、特別なツールを使用してメモリーを書き換えてやる必要があるのですが、そんな工具を買わなくても使えるので、気にしなければ使用上は問題ありません。

 バッテリーが不明な部品として表示されます
ディスプレイも液晶パネルを交換したので不明な部品と表示されます

とりあえず、バッテリーも液晶パネルも交換できました

バッテリーの交換も液晶パネルの交換も、液晶パネルを本体から取り外すのが大変ですが、それさえ、うまく出来れば後はそれほど難しくはありません。私のように液晶パネルを取り外す時に誤ってフレキケーブルを傷つけないようにしましょう!(汗)

今回、iPhone 12mini用に購入したのは以下です。バッテリーはAmazonのサイトの写真では容量が2800mAhとなってますが、届いたバッテリーは3000mAhとなってました。少ないと文句言いますが、多い分には「ま、いっかぁ」て感じです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

追記:パネル不具合発生

せっかく取り付けた液晶パネルでしたが、不良品でした。しばらく使用していた娘から、「お父さん、パネルの反応がなかったり、勝手に押されたような動きがして、耐えられない〜」と言われました。

じっさいに見てみると、なんドスワイプしても反応しないことがあります。まと、戻るボタンみたいなの押しても、反応しなかったり・・・。Amazonのページをみると、安心1年保証 とあります。

お〜助かった〜。さっそく販売者に連絡しました。Amazonには便利なCommunicationツールがあるので、Amazon経由で販売者に連絡ができます。販売者からは、コネクターの接触不良を疑われて、エタノールで接続部を清掃してから、もう一度試して下さい との事。大変面倒ですが、再度パネルを外して、コネクター部分をエタノールで拭いてから再度チェックしましたが、結局状況変わらず。私から販売者に、

  1. 不良品として返品するので、良品を送付いただいた上で、不良品を返却するので故障解析して品質改善に役立てて下さい。
  2. 返金して下さい。

の2択でお願いしたところ、送付もいらないので、全額返金します となりました。結果としては、不具合が解消していないので、また別メーカーのを買い直す必要があるのですが、1年保証は間違っていなくて良かったです。製品に品質のばらつきがあるのでしょうかね?

どなたか品質の良い液晶パネルのメーカーをご存知であればコメントいただけると嬉しいです。

投稿者プロフィール

diy-hs
diy-hs
”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)

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