VE-GP55DLで音声が聞こえない修理 | DIY

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VE-GP55DLの受話器から音がでなくなったので修理しました。

VE-GP55DLの親機の受話器から音声が聞こえなくなった

今週、妻から突然、「電話が壊れてる!使えない〜〜」と言われました。私がチェックしたところ、親機のVE-GP55DLで受話器を取り上げてもツーと言う音が聞こえません。無音です。

超便利な機能付きコードレス電話が使えなくなるのは残念

もう長年使用しているコードレス電話なので、そろそろ買い替え時期かとは思っておりましたが、この電話の機能がとても便利なんです。なので、買い換えるとしても同じ機能の持つコードレス電話機となるのですが、今では同等機能の電話機が販売されていないようです。インターネットで検索しまくったのですが私の検索では見つかりませんでした。

故障したPanasonic VE-GP55-S 受話器を持ち上げて使わないようにテープで固定してます。相手の声は全く聞こえませんから・・・

その私がとても重宝している機能は以下です。

とにかく自動通話録音機能がすばらしい

この機能が超便利なんです。普通、電話中に大事な内容はメモにとりますよね? 例えば、ランチの約束とか、もろもろのスケジュール関連の場合。日時や場所やお店の予約番号とか・・・ 従来はメモをとってました。でも、この自動通話録音機能があるので、全部SDカードに通話内容が記録されるのです。メモの取り忘れの心配もないし後で聞き直す事ができるので、超超便利なんです。

しかも、通話録音はSDカードの容量がある限り録音され、1通話当りの制限時間もなく(20分毎に、WAVフォーマットのファイルが作成されます)、1時間の長電話でも3本のWAVファイルで保存されます。ただ、最大の録音件数は50件のようです。それを超えると録音できなくらしいので、50件になるまでにSDカードに蓄積された通話録音をPCに移動すれば良いだけです。簡単です。

もちろん通話の日時や発信元の電話番号(通知されてる場合)等の情報もSDカードに記録されているので、とても便利です。

私がどのように使っているかこのブログ記事の最後に書いてますので、ご興味のある方は、ぜひご参照下さい。

故障状態の詳細と調査した事

親機の受話器を持ち上げても、耳にツー音が聞こえず、電話の線があたかも接続されていないような現象でした。

試しに、親機のモニターボタンを押すと、親機のスピーカーからは、ちゃんとツー音が聞こえます。また、受話器をとりあげるたびに、親機の液晶パネルは反応して、正常に動作しているので親機本体に問題はなさそうです。

そこで、親機のモニターモードを使って、試しに自分の携帯電話に電話してみると、ちゃんと繋がりました。親機には問題なさそうです。電話回線も繋がってます。受話器に切り替えるとマイクから音声が携帯には伝わりますが受話器の耳には音が全く聞こえません。

つまり親機から受話器への音声信号伝達部分で、何らかの問題があると言う事になります。

そこで疑ったのが、受話器と親機を繋いでいるカールケーブルの接続不良です。いつも家電製品の故障は接触不良だと常日頃からブログに書いてますが、今回もまずそれを疑いました。

例によって接点復活スプレーをケーブルの端末に吹き付けて、親機と受話器側の接続コネクターのケーブルの抜き差しを何度か行った上で、受話器を取り上げてみました。

接点復活剤

結果は残念ながら、変化なしです。カールケーブルコネクター部分の接続不要ではありません。

次に疑ったのは、カールケーブルの内部断線です。コネクター部分をみると4芯のようです。我が家に幸いにも同じ4芯のケーブルがあったので差し替えてみましたが、やはり受話器からはツー音が聞こえてきませんでした。したがって、①受話器と親機の接触不良、②カールケーブルの断線 の2つについては、原因から排除できました。

受話器を分解してみました

次に疑ったのは、受話器内部で断線しており、耳のスピーカーへ信号が伝わっていないと言う事です。そこで、受話器を分解して内部を調べて見る事にしました。

まず、プラス・ネジで一箇所カバーが止めてあります。そのネジを外したのですが、簡単にはカバーと本体が分かれてくれませんでした。こう言う時はいつも問題は、どこに爪があって閉じているのかわからない点です。仕方がないので、マイナスドライバーで強引にネジネジして、こじ開けました。爪は下部のマイク部分と、上部スピーカー部分のトップにありましたが、受話器本体をマイナスドライバーで傷つけてしまいましたが、ようやくカバーを外して内部を見る事ができました。

プラスネジ1本で留まってます。
赤の矢汁の部分に爪がありました。スピーカーの上に、重い金属板が取り付けてあるのは、親機の本体に受話器を置いた時に、確実にボタンを押し下げてスィッチをオフにする為と思います。

爪は折れてしまいしたが、プラスネジで留めると使えなくはないです。爪を折らずにカバーを外せると良いですが、かなり慎重にやらないと難しいと思います。

結論から言いますと、この後、私は新品の受話機を購入したので、爪が折れても捨てるだけなので問題無かったですが、スピーカーのパーツのみの交換で修理をされる場合は、なるべく爪を折ったり受話器を傷を付けずにカバーを外すように慎重に作業して下さい。

原因はスピーカーのコイルの断線と判明

さて、音が聞こえないので、スピーカーを疑いました。テスターで導通の確認をすると、コネクターからスピーカーまでの線は断線していませんでしたが、スピーカーのコイルの両端でテスターを当てると、導通がありません。つまり、中のコイルが断線してます。したがって、電磁誘導が起きずスピーカーのドラムを振動させる事ができない為に、音が出ないと言う事です。

テスターでスピーカー回りの導通をチェック。
スピーカーパーツ

原因は、スピーカーにありました。実はこのスピーカー、Amazonで購入可能みたいです

私の場合、受話器ケースを傷付けてしまったので、受話器本体を購入しました。なんと、この受話器は(パナソニック Panasonic コードレス電話機用受話器 シルバー PFJXN0147Y)まだ新品が購入可能です。さすが、パナソニック!!

原因がわかって良かったです。コイルの断線がなければ、親機本体を分解して、受話器側への音声信号出力のモジュール周りの調査が必要(たぶんみてもわからないですが)と考えていましたが、親機本体は分解せずに済みそうです。折角なので、スピーカーも分解して断線を確認しました。本当にほそ~い線がコイルに繋がっているのですが、一本断線してました。長年のコイルの振動で、この線がついに切れてしまったのだと思います。

よ~く見ないと見えない。私の老眼では無理ですね。
逆さにすると一本切れてるのでコイルがポロっと1本の線だけでぶら下がりました。

もし、スピーカーのコイルに導通が無い場合は、スピーカー交換だけで済むと思います。ただし、受話器のケースがちゃんと綺麗に外せなかった場合は、受話機ごと新品にしてしまっても良いと思います。

スピーカーのコイルのほっそーいワイヤーを接続しなおす事が出来るなら凄いとは思いますが、私には無理でした。(笑) ただ、そのまま捨てるのも勿体ないので、磁石だけは取り出したので、何かに使う事にします。

磁石取り外しました

この磁石取り出すのにペンチで指を挟んで負傷してしまいました。余計な事しなければ良かったですね。血豆が出来たので、針で恐る恐る刺して血を絞りだしてから消毒してバンドエイドしておきました。

Amazonに受話器を注文、交換して修理完了です

新品の受話器がまだ販売中だとは、思っておりませんでした。結構需要があるのでしょうかね? 分解するときに、爪を破損したり傷を付けてなければスピーカーのパーツだけの交換で、さらに安く修理できたと思いますが、私は分解するのにドライバー🪛でこじ開けてしまったので📞がボロボロです。新品の綺麗な受話器になって良かったです。それ程高い値段でなくて良かったです。古い受話器の方からはマイクのパーツを取り置きしておきます。まぁ、マイク部品は壊れることは無いと思いますが、備えあれば憂いなしなので・・・。

純正が届きました。
傷1つありません。
見事、修理完了! 受話器を交換しただけですけど。

増設の子機も中古ですが4千円代で買いました

Amazonで子機も中古で売っていたので買いました。状態も綺麗で1階2階の両方で子機が使えるようになり、とても便利です。もっと早くから買っておけばよかった。しかも、中古なので新品で買うよりも安いです。(汚れや傷もなく、バッテリーも問題なかったのでラッキーです)

今見たらなんと新品もAmazonで売られてました。残り1点となってますが、まだあるんですね! しかし、お値段が〜〜。

番外編:Webアプリを作成してPCで通話録音を整理しています

この便利な録音機能付きの電話機ですが、これだけだと、通話録音を聴くには親機か子機で再生する事になります。せっかくWAVフォーマットで、その他のメタ情報ファイルと一緒にSDカードに保存されているのですから、パソコン上に取込んで聞けるようにした方が便利です。PCにXAMPPを入れて、PHPでプログラムを書いて、Webアプリとし通話録音の検索や、音声再生、情報更新、音声認識文字おこしとかやって、さらに便利に使用しています。

電話機を購入したのが2010年頃で、その2011年からの通話録音を保存しています。

ほぼすべての通話が保存されてます

良くコールセンターとかで、「品質向上の為、通話は録音させていただきます」ってアナウンスが流れますが、なにも通知することなく自動通話録音するのがこのコードレス電話です。もしかしたら、この録音してますってアナウンスがされない事が、この機能を持つコードレス電話がもう販売されない理由なんでしょうか?

それはともかく、一生懸命に私が作ったPHPのアプリが使えなくなるのは嫌だったので、本当に修理できて良かったです。以下が私の作成したアプリのWebページ画面のスナップショットです。自分の為に作成してるので、デザイン的なこだわりは全くありません。(笑) もともと、JavaとTomcatを勉強する為にJAVAで書いていたのですが、最近PCの買い替えに伴いPHPに書き換えました

トップ画面は検索画面です。SDからパソコンの指定にフォルダに保存する事で検索できるようになります。

2011年からの通話録音記録が保存されています。

こちらは、年代別で検索した時のリストですが、受話器アイコンは発信を意味し、電話機アイコンは受信のマークです。発信者名や電話番号も表示できる場合は、表示しています。

こちらは、年代別で検索した時の結果リスト

N9K011とかは、電話機が付ける日付とその日の何番目の電話であるかのIDなんですが、Nは2023年、次の一桁が月とか言ったフォーマットでSDカードに記録されるので変換が必要です。Nで2023年なので、Zまで使ったとしても、あと12年の2035年まで使えます。(その頃には電話ってものがこの世からなくなってるかもですが。。。笑)リストで聞きたい通話を選択してクリックすると音声再生のためのページに遷移します。正確な時間もTXTファイルとして保存されてます。Number Displayでかかってくれば番号も同じTXTファイルに書き込まれてます。

さらに、Googleの音声認識APIで書き起こしも出来るようにしました

音声を再生するページが以下です。特にこの通話はGoogleの音声認識APIでテキストにも変換しています。

通話内容の音声認識も表示します。文字はプライバシーの為一部モザイク化してます。

GoogleのSpeech to Text APIを使うと、月に60分の音声まではタダで音声認識して文字に変換してくれます。通話内容を文字にする事で、キーワードとかで通話録音を検索できる様になりますが、まだ、そこまではプログラミングしていません。とりあえず録音の再生と、選択した通話ベースで文字化してWebページで表示するようにしています。Googleの60分まで無料バージョンだと、話者分離までは出来ないので、電話の会話が通話相手と自分の発話が混じったTEXTとして保存されます。有料だと話者分離出来るのかはまだ詳しく調べてないです。(汗)

まとめ

原因はスピーカーのコイルの断線でした。さすがに今回は経年劣化だと思います。

もし、スピーカーがOKの場合は、カール・ケーブルの断線の可能性が考えられます。ただ、私の場合は、音声が聞き取れないだけで、受話器のマイクは正常で、携帯電話でテストした時も、声は携帯電話に届いていたので、ケーブルやマイクの問題でもありませんでした。

無事に修理する事が出来て良かったです。親機本体の内部のICチップとかだったら、諦めてたかもしれません。これで私の通話録音アプリも、まだまだ活躍出来そうです。アプリの機能アップの楽しみも増えました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

diy-hs
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)

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