オムロン 体重 体組成計 HBF-230T-SW 購入しました
今迄使用していた体組成計をHBF-230T-SWに買い替えました!! 実際に使用してみた感想と満足度について率直に紹介いたします。
今迄使っていた体組成計が古くなったので、新たにBluetoothでスマホに記録できてCSVでも出力できる体重計に買い替えました。今まで使用していた体組成計は、14年前に入手したHBF-354ITと言うものです。今でも中古品がAmazonでまだ購入可能なようです。同梱の通信機能付き歩数計で体組成のデータを歩数計にいったん取りこんで、そのあとに歩数計とPCをUSBケーブルで繋いでデータをパソコンに転送します。CSVデータへの取り出しには専用のBi-Linkと言うソフトがPCに必要でした。Bi-Linkというソフトで任意に期間を選んで、データの推移をグラフ化したりしてみる事ができます。また、このソフトからCSVでも出力が可能でした。スマホを持たない人にはまだ使いたい人がいるかも?
私は、2008年の11月からこの体組成計を使用してました。CSVのデータが物語ってます。約14年ですね。約14年分の私の体重や体脂肪のデータが残ってます。最近、液晶画面の表示も一部できなくなり、データの取りこぼしもあったのですが、14年間も使用していたなら無いですね。良く14年間も使えたほうだと思います。
で、今回買ったのがこの写真の右側の体組成計。今まで所有していた体組成計よりも薄くてオシャレな感じです。
CSV出力は絶対に欲しい
過去14年間のデータは大切です。私は全てのデータはCSVで保存したい派です。CSVフォーマットでデータがあると分析とかも自由にできるので、次回購入する体重計もCSVでデータが取得できるものを前提に探していました。そこで色々と探していたのですが、はっきりとCSV取込ができると分かる体組成計としては、タニタかオムロンの機種でした。
お値段的には、2,000~3,000円程度で中華製のものもあったのですが、CSVでのデータ取得について出来なかったり、出来ても「文字化けする」とか、「マニュアルには表記されていないけどなんとか出来た」みたいな口コミがあって結構迷いました。でも結局、日本のメーカで今迄使用していたのと同じオムロン製で、価格的には1万円近くしましたが、こちらのHBF-230T-SWを購入しました。
他にも、上位機種で、HBF-256T-W と言う機種がありましたが、大きさ的には私の足がちょっとはみ出そうなのでやめました。価格的には、私の購入した体組成計の上位機種にも関わらず、現在、値段が安くなっているので、今ならちょっと迷ったかも? でも、逆に何故値下げしてまで販売しているのか疑問です。HBF-256T-W には赤ちゃんやペットを抱いて測った合計体重と、自分の体重の差が表示される「体重引き算機能」を搭載。と言うがあるのですが、私は子育ても終わったし ペットも今は飼っておらず不要なので使わない機能です。(乳幼児の子育て中の方には魅力的かもですね。)
ただ、この機種、前回測定の体重が同時に表示されるとの事で、それは便利な機能だなとは思いました。
CSVファイルでのデータ取得方法
スマホのアプリ(Omron Connect)に、測定結果出力がメニューにあるので、開始月と終了月を選びます。そうすると、どこに送るか聞いてくるので、メールアドレスを指定するとメールで宛て先にCSVファイルが添付されてメールが届きます。件名は、[OMRON]測定結果 でした。 以下はまだ使い始めたばかりでデータが少ないですが参考までに、載せておきます。
CSVファイルとしてメールに添付されて届いたデータ。
"測定日","タイムゾーン","体重(kg)","体脂肪率(%)","内臓脂肪レベル","基礎代謝(kcal)","骨格筋率(%)","BMI","体年齢(才)","機種"
"2023/01/21 15:07","Asia/Tokyo","70.80","25.3","11","1607","31.7","23.9","53","HBF-230T"
"2023/01/21 22:40","Asia/Tokyo","70.40","22.1","11","1625","34.2","23.8","50","HBF-230T"
"2023/01/22 21:36","Asia/Tokyo","70.30","23.1","11","1617","33.5","23.8","51","HBF-230T"
"2023/01/23 22:07","Asia/Tokyo","70.90","22.6","11","1630","33.9","24.0","51","HBF-230T"
"2023/01/24 21:06","Asia/Tokyo","71.50","23.0","11","1637","33.6","24.2","51","HBF-230T"
MacBookへ取り込むなら、iPhoneからAirDropでもOK(これは簡単!!)
CSVとしてデータをPCに取り込める点では、満足度的に期待通りです。できれば日時でカラムが分かれていてくれても嬉しかったのですが、許容範囲です。
やはりBluetoothは楽!
さて今回購入したオムロンのHBF-230T-SWは、Bluetoothで体組成計からスマホにデータが送らます。これは楽ちんです。以前の機種では2週間ごとに体組成計からデータを転送してPCに取りこむ必要があった(体組組成計や歩数計のメモリー容量の制限と思います)のですが、今後はその作業は不要です。勝手にスマホにデータが同期されてCloudに保存されるようです。スマホアプリで数値データやグラフで見る事もできます。また、最大4人まで登録可能です。Omron Connectには、それぞれ登録者ごとにスマホが必要なようです。
ダメダメな点
Bluetooth経由での取り込みが直感的でない
Bluetoothとスマホの接続に、体組成計を使用後に電源入った状態で、アプリの画面をスワイプダウンしてデータを取り込もうとしても、デバイスが見つからないとなる(デバイスが見つからないエラー)事があり、ペアリングを再実行する必要があったりしたので、取り扱い説明書を読み直してみた。
本来の使い方は、体重計がOFFでもBluetoothボタン(本体)に触れることでスマホアプリと繋がって転送できるらしい。とりあえず、さっきやったらできていた。
毎回ペアリングする必要はなさそうだけど、使い方直感的ではないと感じた。アプリと連携させることに慣れるまで時間がかかる。
数回分体組成計にデータを貯めておけるようなので、まとめてBluetoothで取り込むことも可能。何日分保存できるの調べたところ、マニュアルには30回分の本体記録メモリーとあった。4人で使用してもひとりあたり30回分(計120回分)のデータ保存らしい。と言うことは、毎日測定するとしたら1ヶ月以内にBluetooth経由でスマホに取り込む必要がある。
後日追記です。
暫く使ってみて分かったのは、別にiPhone側でBluetoothでデバイスが接続表示になっていなくても、データが取り込めました。不思議。ただ、行わないといけないのは(たぶんですが)、体重測定後点滅している測定IDの決定をしてあげる必要があるようです。通常4人+ゲスト?まで区別されるのですが、私の場合、番号1を使用してます。体重測定後にはいつも1番が点滅しているのですが、点滅のままだとスマホに転送されませんでしたが、設定ボタンで1番を確定してあげると、スマホにデータが取りこまれました。したがって、体重計の電源が勝手にOFFになる3分以内に設定ボタンで測定者(私のID)を確定しています。この辺り、もっと自動に識別してくれると良いのですが。。一人しか登録してないし。
さらに追記です。
どうやら、使用する度に推定される個人番号を確定(設定ボタン押下)する必要があるようです。マニュアルを良く読んでみたら、書いてありました。ここは一人で使う場合はちょっと不便な気がしますが、4人まで識別して記録する為の仕様なんでしょうね。
Omron connect アカウント サインイン ページが意味不明
基本満足してますが、IT慣れしている私にとっては、ユーザーID/パスワードを登録したら、インターネットのWebブラウザーでもクラウドにあるデータを、スマホ以上に簡単に操作できるウェブページにログインが出来るものと思い込んでました。(普通そう思いませんか?)
Googleの検索結果は日本語サインイン・ページの存在を示唆
インターネットでOmron Connect ログインをGoogleで検索すると、以下の画面が検索されます。
で、トップのリンクをクリックすると、以下のログイン画面が表示されます。ここまでは、何の疑いも持たず、期待と希望に胸を膨らませて、登録したメールアドレスとパスワードを入力しました。
ちゃんとログインができた!?でも・・・ なんじゃこりゃ~~!
台湾のユーザーとして認識されてる?
台湾のページ? 意味不明です。これじゃ~使えません。スマホで登録時に、国の選択を間違えたか? と思い、いったんスマホのアプリを削除してアカウントも消して、再び別なメルアドで日本を選択して登録し直して再チャレンジしましたが、やっぱり台湾のサイトにログインしてしまいます。ブラウザーのURLの部分をみると、何故かQueryパラメターとしてリダイレクト先のURLが入ってたので、これも削除してみました。
redirect_uri=https:%2F%2Fhealthpoints.omronhealthcare.com.tw
でも、結局 日本語のOmron ConnectのWebサイトへは到達できず。もしや、購入した体組成計は台湾で作られた海賊商品?って不安になる始末。仕方ないので、お問合せのページから問い合わせました。
サポートにメールで問い合わせた結果
オムロンお客様サービスセンターです。 日頃は弊社製品をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。 このたびは、OMRON connect(オムロンコネクト)アプリについて、 ご不便をおかけしており、大変申し訳ございません。 お申し出の内容より、海外で行っているサービスへ クラウドのサインインを試されている状況と拝察いたします。 OMRON connectは海外でも利用可能なサービスとなり、 様々な国でご利用いただいております。 日本にお住いの場合、海外のサービスはご利用いただけないため、 ブラウザからサインインいただかないようお願いいたします。 なお、OMRON connectアプリは、スマートフォン用のサービスとなり、 パソコンからクラウドにサインインいただくことはできかねます。 OMRON connectアプリのクラウド画面で同期が表示される場合、 クラウドにサインインできている状況でございます。 アプリホーム画面下部のその他>ユーザー情報>クラウド画面から「同期」をタップして、 最終同期日時が現在の日時に更新されることをご確認ください。 (現在の日時になる場合、クラウドにサインインできております。) ご案内は以上でございます。 お手数ではございますが、よろしくお願い申し上げます。引用:実際にオムロンお客様サービスセンターから届いた回答
いや~、ふつうパソコンのインターネットでブラウザーでもログインできると思うでしょ? この部分が、全くダメダメですね。もしサービスセンターからの回答がなかったら、初期不良で返品さえ考えてましたよ。
他にも私と同様な経験をされて不安になっている人もいるかもしれないので、この件について書いて置きました。参考になれば幸いです。
オムロンさん、Googleと相談して検索結果に出さないようにするか、少なくとも日本での登録IDは台湾サイトへのリダイレクトを付けないで、上記の回答のような説明のページに飛ばすとかして下さいな。誤解の原因です。現状のインターネットのサインイン情報については、満足できないですね。
感想まとめ
とりあえず、私が必要としていたCSVファイル出力の機能はスマホアプリを使って問題無く使えてます。Bluetooth機能も満足しております。ただ、インターネット上のOmron Connectのログインの挙動にはダメ出しをせざるを得ない感じです。しかも、FAQを参照しても台湾サイトが出た場合の事や、パソコンからはログインしないでくれとは書いておらず、焦りました。
それ以外は、デザインも良いし今のところ満足してります。このブログがオムロンの体組成計の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)
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