Technics PX105 再利用 DIY

他DIY

長年使い続けた(とは言っても妻が買って、3~4年前から私が使用)していた、Technics PX105、本ブログ記事でも何度か修理で取り上げましたが、ついに私には修理不能な状態になりました。過去の修理は以下にあります。

いつものコンデンサーを交換しても、ついに音が出なくなりました。しかも、原因として考えられそうな他のパーツを交換しても、復活しませんでした。

経緯を飛ばして、どんなPX105の再利用をしたのかを知りたいかたは、目次のTechnics P105の再利用からご覧ください。

復活させる為の最後のあがきと諦めるまで

今まで自分で問題の対処をして、なんとか使えていたのですが、ついに再び音が出ないようになりました。今までの経験では基盤のコインタイプの電解コンデンサーを交換する事で、復活できていましたが、今回の原因はそこではなかったようです。そこで、私が修理を諦めるまでに実施した事を参考までに紹介いたします。

音で出たりでなかったりで再びコンデンサーを疑う

まずは、以前と同じ症状なので、以前のブログで紹介した電解コンデンサーを交換しました。しかし、今回はNGでした。ただ症状的には電源投入直後は音がでて、暫くしてから音が消えるので、電解コンデンサー系の障害と推測しました。

別な基盤にある電解コンデンサーも交換

こちらの写真にあるように、大きな電解コンデンサーが4つあります。実はこれは2系あり、ピアノの鍵盤用の電源供給と、操作パネル用の電源供給用に分かれているようです。実は、LEDの表示も怪しくなっており、LEDモニターが綺麗に表示されなくなったりしたので(その時はまだデモ演奏はできていた)両方交換する事にしました。

赤で囲った部分の電解コンデンサー

参考までにこちらのコンデンサーは、赤で丸をつけた部分で、35V 3300uFと、35V 2200uFでした。Amazonでも購入できますが10個単位とかなんで、私は共立エレショップの通販で必要な個数だけの購入をしました。

3~4日で届きます。

さて、これらを交換する時は、電解コンデンサーは十分放電させてからハンダを使って取り外してください。ハンダを取るにはハンダ吸取りテープが必須かと思います。

3300uFと2200uFの電解コンデンサーを交換した結果

ダメでした。上記でも注意点として書きましたが、実は基盤から外して電解コンデンサーを取り外す前に、レギュレーター系がいかれてないか、テスターを当ててチェックしようとしたのですが、私はコンデンサーが放電されていると思い(基盤を取り外して数十分経ってい)テスターをレギュレーター端子に当てた途端、誤って短絡させてしまい、思いっきりスパークがでました。これでレギュレターもダメにしてしまいました。もともと、レギュレータがダメだったのかも確認できずですが、結局、基盤についているレギュレーターも全部交換する事(経年劣化もあると考え)にしました。こちらが購入したレギュレーターですが、これらも共立エレショップで購入しました。すでに型番が古くなっており、直ぐには手に入りませんでしたが、取り寄せで購入できました。

ヒートシンクに2種類がついてました。合計で4つあります。今回それらをすべて交換しました。

ちなみにコンデンサーの放電の仕方

放電には、抵抗をかませて放電するのが早いです。私の場合は可変抵抗の炭素皮膜可変抵抗 Bカーブ 100kΩ / R16K4-B100KΩ L-15RE(いわゆるボリューム)を購入して放電に使用しました。

放電が終わったかどうかはテスターで両端電圧を図ればOKです。1~2vぐらいなら問題ないと思います。

ほんとに電解コンデンサーの扱いには注意して下さいね。回路のみならず、自分自身にも危険だし、火災にもなりかねないので・・・

結局部品交換した結果ですが・・・・・

すべての電解コンデンサー、レギュレーター(同等品)に交換しましたが、問題は改善しませんでした。残念です。3000円程度使ってしまいましたが、音が出ない症状(途中ででなくなる)が電解コンデンサーが原因している(確かにそうだったのかも)ですが、修理途中でスパークをさせてからは、操作盤も、電源LEDも付かなくなり、どうやらICパーツまで壊してしまったようです。結果論ですが・・・ もうICとなると私には手が出せません。短絡させたときはスピーカーからババッババッと激しい音が出でたので、結構な過電流が走ったかもです。失敗でした。

で、残念ながら、だましだまし修理をして長年使用したTechnics PX105は、粗大ゴミとして1000円で処分する事となりました。

説明書も不要ですが、捨てる前にPDF化したので必要な人がいたら、ご自由にダウンロードして下さい。その際、コメントで役に立ったと教えていただければブロガーとしてはとても嬉しいです。

Technics PX105の再利用 全部捨てるのは勿体ない!

新しく購入した電子ピアノ(CASIO CPD-S300)の置台として再利用

さて、廃棄処分と決まったPX105ですが、このTechnicsの製品は実にしっかりと作られています。使用されている木材も重厚な感じで、捨てるには勿体無く、今回この電子ピアノの代わりに購入したCASIO CPD-S300の置台として再利用する事にしました。幅はほぼCASIO CPD-S300と同じなので使えます。CPD-S300の方が若干幅が短いですが、許容範囲です。

下がTechnics PX105で上にのせてるのが、CPD-S300

Technicsのキーボート部分を粗大ゴミにだして、下は置台に。

キーボードを取り外して、CASIO CPD-S300の置台にしたのが、次の写真です。なかなかええ感じです。置台とCPD-S300の間には、キーボードの天板部分の板を置いて固定して、その上にCASIOのキーボードを置いてます。もちろん椅子はTechnics PX105の時からの椅子です。

椅子でサステインペダルが隠れてしまってますが、TX105のサステインペダルが使えるようにしました。

PX105のサステインペダルを再利用

さて、さらに、少し手間ですが、CASIO CPD-S300に付属のサステインペダルがとても使いづらかったので、PX105のものを使えるようにしました。基本、スィッチなんですが、CPD-S300のサステインペダルが過電流保護の為が、200Ωの抵抗が直列についているみたいなんで、PX105のサステインペダルのケーブルに家にあった100Ωの抵抗を2本直列に接続しておきました。

カシオ付属のペダル 結構ちゃっちいのと踏んでも反発がないので間隔が通常のピアノと違う
サステインペダルの中身
PX105のサステインペダルから、CPD-S300のサステインペダル端子につなぐケーブルに200Ωの抵抗をいれました。シュリンクケーブルと保護して接続コードは完成
PX105のペダルも単にスィッチでした。ON/OFFのみ。

これでPX105のサステインペダルが使えるようになりました。これは今まで同じ感覚でペダルが踏めてとても良かったです。大部分も捨てずに良かった~~。 ちなみに粗大ゴミとしては、大部分があろうとなかろうと、1000円と言うことでした。

さらにスピーカーも再利用

さすが、Technicsです。スピーカーはとても良いものを使ってます。置台の中にスピーカーが左右に下向きに設置してあるのですが、これも再利用する事にしました。なんたって置台に内蔵されているのですから、鳴らさない手はないです。

赤い矢印の先にある黒いカバーがスピーカーで、この置台に音響効果よろしく組み込まれています。
見事なスピーカー密閉箱となってます いい音しないはずはない
結線のケーブルが両方とも黒なので、極性を間違わないようにテスターで慎重に見極めておく必要があります。

CPD-S300には、LINE-OUTの端子が無いので、ヘッドホーンの端子に接続してスピーカーを鳴らす必要がありますが、このスピーカーはパッシブなので鳴らすためには、アンプが必要となります。

そこで今回私は以下のアンプを購入しました。6Ωのスピーカーを鳴らすには十分な出力です。

同じような仕様のアンプであれば何でも良いと思います。私はチャットGPTに聞いて、以下の回答でした。

あなたの条件を整理すると

  • 電子ピアノ: Casio CDP-S300
  • スピーカー:Technics PX105(測定 5.4Ω → 約8Ω
  • スピーカー数:2個

この条件は LP-2024 と相性が良いです。

また、以前に購入したMixerもあるので、YouTubeのレッスンを聞きながらピアノを合わせて弾くこともできます。Mixerに関しては以下の私の記事で説明してます。

スピーカーから無事に音がでました

早速、CASIO CPD-S300のヘッドホン端子からの出力をアンプを通してスピーカーに接続してTechnicsのスピーカーキャビネから音を出させてみました。やはり良いです。

参考までに、音の違いをYouTubeにアップしています。(演奏は下手ですが、比較の為)

まとめ

最近の電子ピアノはとても安価で、かつ、高性能です。正直言って先日購入したCASIO CPD-S300は、使いこなせてません。でも、やはりプラスチック筐体の安い電子ピアノは音に若干不満があります。また、ペダルも簡易的なものだったりするので、普通のピアノのペダルとは違った踏み加減が必要で、使いづらいのも確かです。その点、木製の筐体を持つTechnicsのPX105は良く作られてました。20年以上前で20万円近い価格だったのでそれなりに立派な音がしてました。やはりスピーカーの大きさと、密閉型の置台に内蔵されたの響く仕組みが最高です。

アンプは必要ですが、Technics PX105のスピーカーと接続でき良かったです。まだ、PX105を持ってる方は少ないと思いますが、何かの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)

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