ThinkPad X201 放熱ファン調整 DIY

X201の放熱対策 パソコン修理DIY

ノートブック・パソコン(Thinkpad X201)のファンの回転が連続して耳障り TT

ThinkPadのX201をDockerのコンテナーで家庭内ホームページとして24時間常時UPで使用してます。ただ、ファンが「ブーン」と回り続ける事があり耳障りなので、ファンを清掃して放熱をよくするために分解して、さらに、高性能熱伝導グリスを塗布するすることで、静かになったのでご紹介します。

しょっちゅうファンが回りっぱなし(普段から回っているのでしょうけど)で回転数が高くて耳障りな状態でした。

ThinkPadの良いところは、ハードウェア・サービスマニュアルがインターネットで閲覧できる点

Notebookパソコンは、なかなか分解修理が大変です。細かい部品がいっぱい詰まっているので、マニュアルがないと分解して組み直す事は至難の技です。でもThinkPadの良い点は、古い機種でもハードウェア・マニュアルが今でもインターネットでアクセスできる点です。どうやって組み立てられているのかわかるので安心です。

https://thinkpads.com/support/hmm/hmm_pdf/x200_x200s_x200si_x201_x201i_x201s_hmm_en_43y6632_10.pdf?fbclid=IwAR2NseAYbOzcArCoc79Yb2-IhdpBdRY9WwYrKfBbgflb2IX0UtMWVhySPFA

なんとかマニュアルを参照しながら、無事に作業を進める事ができました。

ファンが回り続けるのは、熱がちゃんと放熱できていないから?

ファンが高回転で回り大きな音を立てるのは、CPUが熱くなった時に効率良く放熱できず、さらに温度があがり温度上昇に応じてファンが高速回転する為と考えました。そこでとりあえず、ファンの吹き出し口に問題があるのではと思い、エアブローで吹き出し口を吹いてみましたが、それほどファンの回転が収まる気配はありませんでした。そこで、さらにネットで調べるとCPUの熱伝熱グリスが長年の使用で劣化して、ヒートシンクに熱を伝えられていない事が原因とありました。

私のX201は、CPUの熱がヒートシンクに伝えられ、そのヒートシンクに設置されているファンが熱を逃す仕組みになってます。実際に分解した時の写真が以下です。赤枠に囲った部分の下にCPUがあります。また、緑枠の部分はファン、そして青枠の部分は銅のフィンになっていて、いわゆる空冷フィンです。エアコンの室内機や室外機のフィンと同じ仕組みですね。そのフィンにファンから風が送られて、パソコンの外部へヒートシンクに伝わった熱を放出させ、ヒートシンク(つまりCPU)を冷やす仕組みです。うまく考えられているなぁ~と感心しました。

ヒートシンクとファンの部分
CPUから熱を伝える部分。グリスが硬化してカチカチで隙間ができる為か、効率よく熱をヒートシンクに伝えれれていない状態。

ファンの部分は長年の使用でわた埃がこびりついていたので、分解して綺麗に掃除しました。

清掃後の状態

ヒートシンクに熱伝導グリスを塗布

そして、ヒートシンクに高性能熱伝導グリスを購入して塗布しました。中華製の安いものもあるようですが、ネットの評判が良くなかったので正規品の由緒正しい(笑)グリスを購入しました。こちらが私の購入した熱伝導グリスです。


【正規品 親和産業】 ドイツ Thermal Grizzly オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Kryonaut 1g

私のX201のCPUのグリスは、案の定、コンクリートみたいにカチコチに硬化していました。爪で擦るとぽろぽろと取れる感じで、綺麗に除去する事ができました。 劣化したグリスを取り除くとヒートシンクの接触面は鏡のようでした。

グリスには塗布用のヘラも同梱されてましたので、説明書を読みながらCPUに塗布してヒートシンクに設置しました。

スマホのカメラのレンズが映りこむぐらい鏡のようなグリス塗布面です。
グリスをつけて均一に伸ばします。

こんな感じで均一に塗布しましが、なかなか難しいです。^^; 少々はみ出たりしてますが問題ないようです。

組み立て戻し

そして、分解した時と逆の手順で組み立てます。作業量は結構多いですが、ハードウェア・マニュアルをみながら再度組み立て戻していきます。

まとめ

頻繁にファンが高速に回転してうるさかったThinkpad X201ですが、静かになりました。

原因はパソコンの経年劣化によりCPUの熱がヒートシンクに効率よく伝えて熱を逃がせていなかった為のようです。

CPUのヒートシンクへ熱を伝える熱伝導グリスを塗布し直すことで、以前のようにファンが絶えず回ってうなりを上げることはなくなりました。 近くまで耳を近づけると僅かに回転している音が聞こえます。

ThinkPadはどれだけ古い機種でも、ネットでハードウェア・マニュアルが入手できて助かります。

熱伝導グリスの塗布と、メモリーも同時に増やしたのでかなり快適になりました。我が家の2台目のサーバーとして使用中です。もし同様な問題を抱えている方がいらっしゃればぜひヒートシンクとCPUの熱伝導グリスの劣化を疑ってみると良いかと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

diy-hs
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
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