W204 ベンツドアロック故障修理

車の修理DIY

先日、私の愛車のメルセスベンツ・アバンギャルド C200(W204)の運転席側のドアロックが故障しました。これは非常に不便です。降車した後に運転席だけ鍵でのリモートロックが出来ません。乗車時も運転席のロックを解除できません。そこで、DIYで修理できるかネットで調べてみたのですが、具体的な修理工程の情報が得られず、今回は自動車修理工場にて修理をして頂きました。結論から申し上げて、自分で部品などを購入してチャレンジしなくて良かったと思うので、その理由と修理の過程をご紹介します。

故障の状況

運転席側のオートロックが次第に効かなくなりました。つまり、ドア開閉の鍵のリモコンにも反応したりしなかったりが続き、ついに無反応に。走行開始でもロックが掛からず、明らかにドアロックするモーターの不具合です。アクチュエータと言うのでしょうか?それが劣化したのか故障してしまい、ロックに動力を伝えきれていない様です。

しかたなく、乗るときは後部ドアから手を伸ばして運転席のロックを引っ張り上げてロック解除して乗り込み、降りたあとは運転席ドアを後部座席から手でノブを押し込んでロックして後部座席側ドアをリモコンでロックするという事で対処していました。普段は、ドアロックのリモコンで、ガチャンっと一発でロックできていたのに、これは非常に不便です。アクチュエーターの故障に早めに気づいて良かったです。気が付かなければ外出時の駐車場でロックしたつもりでも、運転席のドアだけロックされてないと言う不用心な状態だったと思います。

DIY修理できるかネットで調査しました

どうやらW204のアクチュエーター交換部品はネットでも入手できそうです。2万円前後で売買されてました。自分で修理できれば工賃は浮くし、面白しろそうだなぁ~と思いましたが、ネットで交換のブログ記事を読むと、かなり整備経験が豊富な方のブログで、ドアのパネルを取り外さないと交換できないような大掛かりな作業と判明しました。

その時点で、すでに気持ちは自動車工場に修理依頼する方向に心が傾いてましたが、結果としてはプロに任せて正解でした。

以前、お世話になった事のあるヤナセ指定の修理工場に電話して故障内容を伝えたところ、4万円程度で修理しますとの事。まぁ、部品だけで2万円、送料とか工賃を考えると4万円で直してくれるなら助かります。痛い出費ではありますが、そこで修理依頼する事にしました。

修理の工程を見せてもらいました

まだ自分でDIYによる修理もいつかはやってみたく、あと3枚あるドアの内、どれかがまた再び同じアクチュエーターの故障にならないとも限らないので今後の為に修理の仕方を学ばせてもらいました。工員さんは、「みられてたら緊張するなぁ~」と言いながらも、親切に私に説明しながら作業を見せながら進めてくれました。

修理工程

やはり、自分でチャレンジせずに正解でした。作業工程はざっと以下の順序です。

  1. ドアノブを取り外す
  2. ドアの内張りを取り外す
  3. 窓ガラスを引き抜いて取り外す
  4. リベットをドリルで削って破壊して、ドアの内側のパネルを取り外す
  5. コネクターからケーブル類を取り外す
  6. アクチュエータを交換する

そのあとは、この逆の工程です。かなりざっくりですが、この4番目の工程がリベットを取り外さないといけないので、素人には無理でした。リベットの頭をドリルで削ってペンチで引っこ抜くと言う事をしないと、アクチュエーターに辿り着けないのです。素人私はそんな事をしないと修理できないとは想像すらしておりませんでした

当然ながら、このリベットはもう使用できないので、組みなおす時は新品のリベットで締めていかねばならないのですが、その為の工具も必要です。

どんな工具かというと、ブランインド・リベットといって、こんなタイプのリベットです。YouTubeにメーカの方の説明映像があったので、百聞は一見に如かずなので載せておきます。

自動車工場では、このブラインドリベットを打つのに、エアー式の工具で「パン、パン」っと手際よくすすめられてましたが素人には高額な工具なので、手動ハンドル式になるかと思います。

この適切なサイズのブラインドリベットと工具さえあれば、なんとか自分でアクチュエーターの交換も可能かと思いますが、私の感覚では一人でやるにはもう一度おさらいをしないとハードル高いです。ちなみに、リベットを切るにはドリルで頭を削って薄くなったところで引っこ抜くと言う作業も必要です。ある程度馬力のある電動またはエアドリルが必要と思います。

実際の作業風景

実際の作業風景はこんな感じでした。ベテラン工員さんによる見事な作業を特別に見させていただきました。

届いていた純正部品

これから交換するアクチュエーター部品
まず、パネルを取り外します(プラスチックのクリップで何か所か止めてある。クリップも破損したら新しいもので交換要)
赤丸でマークしたところのリベットをドリルで削ってとならないと、アクチュエーター部品に到達できません。
取り外されたパネルの内側にアクチュエータ部品があります。
ドアの下部に今切り外したリベットと、妻がサンシールドを付けたまパワーウィンドウをしめて吸い込まれていった吸盤を発見(笑)

リベットを切ってパネルを外すとその裏側にアクチュエータはあります。それを新しいものと交換してあとは、先程とは逆の工程で組み立てなおしていきます。ブラインドリベットを付ける前に、実際にドアロックのアクチュエータが稼働するか、配線をして確認します。OKならパネルを新しいブラインドリベットで組み立て直します。またインパネのプラスチックのクリップも新しいもので締めていただきました。ここまで、ほぼ1時間半程度。結局2時間を切って交換作業は終了しました。さすが、プロの仕事は手際良いです。

感想

やろうと思えば正しいアクチュエーター部品と、ブラインドリベット、リベットを削り取る工具(ドリル)とリベットを締める工具さえあれば、DIYできます。ただし私には丸一日仕事となりそうです。窓を抜き出すのも、どういう構造なのか把握できていないとちょっと難しいと感じました。

部品の取り寄せも含めて、すべての作業を修理工場でやっていただいたので安心でした。

自分でやるとなるとブラインドリベットのサイズ調査、購入、プラスチックのクリップの入手や工具の手配などで結構大変(工具類の出費もあり)だったと思うので、1度程度の修理なら修理工場で修理いただくのが正解だったとの感想です

ただし、次回残りのドアロックで同じ故障が起きたら、手動式の安いブラインド・リベット鉸め工具を購入してDIYをトライしてみたいと考えてます。 故障しないで欲しいけど・・・(笑)

投稿者プロフィール

diy-hs
diy-hs
”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。

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