エアコンの室外機の冷却パイプの断熱材が経年劣化でボロボロになっていたので、補修しました。意外と簡単でしたが、テープ巻が大変でした。
応急措置の状態
冷却パイプの断熱材は一部剥がれ落ちてしまい、中から銅のパイプがむき出しでした。さすがに冷却効率悪いだろうと思い、とりあえず我が家の屋根裏スペースDIYの際に購入して余っていたスタイロフォームを加工してカバーしましたが、本格的に今回修理しました。
とりあえず、我が家のエアコンは4台あって、そのうち2階寝室の1台が断熱材が経年劣化でボロボロです。1階リビングのエアコンは、冷却パイプの断熱材はまだ大丈夫ですが、排水ドレンチューブが劣化して途中から切れ落ちています。ホース自体が柔軟性が無くなりもろく変化して手で触ると、ぼろぼろと砕けます。ジョイントで新しいドレンホースをつなぐにも、柔軟性が残っているカバー内のホース部分で接続をさせる必要があります。
そこで、今回2階の断熱材と排水ドレン、1階の排水ドレンを修理する事にしました。
冷却パイプ断熱材補修の材料
こちらがホームセンターで購入してきた補修の為の材料です。断熱材と対候性ドレンホース、ドレンホーステープ、排水ホースから虫の侵入を防ぐキャップ、ホースのジョイントです。
補修用断熱セットは、パイプに被せる事のできる2種類の内径の断熱材が入ってました。最初、2種類も必要ないと思って切り売りの断熱材を購入しよう思ったのですが、近くに係りの人がおらず、面倒なのでセットになっていた物を購入しました。ホームセンターで500円程度でした。しかし、この選択が実は大正解でした。なぜかと言うと、エアコンの室外機のパイプには良く見ると径が2種類あります。InとOutでサイズが違うのです。私は同じパイプの太さと思ってましたが、補修セットに2種類の内径がある意味が分かりました。結局2階の室外機は両方の径のパイプも補修する事ができて良かったです。
ジョイントの購入失敗
補修セットで大正解だったのですが、ドレンホースのジョイント選択が失敗でした。間違えて、断熱ドレンジョイントを購入していました。「なんで買った時に気付かないの?」 ですが、初めてホースをつなぐのにこんなものかと思って、ホームセンターで見てその場で購入してしまいました。ネットで下調べしていれば間違う事無かったと思うので反省です。これはドレンホースにも断熱材を被せる場合にこの断熱材の厚みがとってあるサイズの接続には役に立つのですが、私の場合、単にホースを2本接続するだけで、ドレンホースに断熱材は被せてないのででっぱり部分が邪魔になります。でも勿体ないのでそのまま使用しました。ドレンホースは、外気に晒されていた部分は硬化してボロボロになっていたので、少しカットして柔軟性のあるホース部分と新しく購入したホースを慎重に連結させました。
結果としては、接続部分が写真のような感じとなってしまいました。ドレンホーステープを巻いてしまえば、まぁ機能上は問題ないので良しとします。
テープ巻が結構コツがいる
いったんドレンホースを接続したり、断熱材をパイプに被せたら、あとはホースをテープで巻き固定します。このテープは非粘着テープで伸縮性があり、しっかりと巻き付けることで排水ドレンや断熱材が固定されます。非粘着テープなので終端は粘着テープで留めて上がる必要があるのですが、2階の室外機を作業した時は、対候性の黒い補修テープで留めました。あとで、この黒色が光吸収して熱くなるやん!って事で失敗に気付きました。そう言えば、巻テープも白系なので、なるほどですね。たまたま家にトタン屋根補修用のアルミテープがあったので、黒のテープの上から貼り付けて、太陽光を跳ね返すようにしました。^^;
さてテープ巻ですが、腕に包帯を巻くような要領です。ただ、パイプとかが結構壁や室外機に接近していて室外機と接続された状態での作業なので、結構テープ巻にコツが必要です。私の場合、テープをいったん必要な長さに切って(太いロールのままだと、パイプの周りに空間がとれず巻けなかった為)伸ばした状態で巻き付けました。結構面倒でした。なんとか無事に以下の写真のような感じで巻けました。伸縮性のあるテープなので、きちんと撒けばかなりしっかり固定された感じになります。
排水ドレンホースと虫よけキャップ
排水ドレンは劣化して切れてしまっていたので、劣化してないカバーに覆われていた部分までさかのぼってカットして、買ってきた排水ドレンをジョイントで接続しました。そして先端には虫よけの為のキャップ(ドレンキャップ)を付けました。これがないと、外から部屋にゴキブリとか入ってくることがあるようです。
2階寝室の室外機で補修に慣れたので1階の室外機も補修
ホースを接続してテープも古いものを取り除いて新しく巻きなおし
2階同様劣化したホースは劣化してない部分で接続し直し。1階の補修前に、2階で失敗したジョイントは、正しいジョイントを購入してきました。因幡電工 ドレンホースジョイント 連結用 DHJ-14
これだとホースのスムーズに出っ張りもなく接続できました。
まとめ
無事に2階と1階のエアコンの室外機の経年劣化による断熱材や、ドレンホースの補修を完了しました。防虫キャップは、網を使ってテープでホースに固定すれば、わざわざ購入しなくてもOKな気がします。
テープをしっかり巻きなおすことで、見た目も美しくなりました。室外機2台の補修にかかった費用は全部で1,500円程度でした。2階の作業時には耐候性の黒の強力補修テープで非粘着テープを留めてましたが、1階室外器の用のドレンホースのジョイントを買いに行ったついでに、1階の作業には因幡電工の粘着テープを買ってきました。紫外線劣化対策されているテープだそうです。なるほど。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
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