シーガルフォー浄水器のビルドイン水栓の水漏れ修理 DIY

DIY全般
HC732-A シャワーヘッドの交換 DIY

シーガルフォー浄水器切り替え付きの水栓から水漏れ

台所で使用中の水栓ですが、約20年ほど前にシーガルフォーの浄水器を購入した時に一緒に取り付けた水栓で、通常の水道水とシーガルフォー経由の浄水と切り替える事のできる水栓です。

その水栓が最近、水が不自然に蛇口から漏れ始めて、DIY修理を試みました。動画でわかるように、シャワーからストレートに切り替えると、水がシャワーの方にも回ってポタポタと落ちてきます。

きっと中のオーリングの劣化だろうから交換すればいいやと考えてましたが、結構甘かったです。

シャワーヘッドからの水漏れ状況

結構お値段がした水栓なので修理したい

この水栓ですが、シーガルフォーの浄水器を取り付けた時に、通常の水道水と一緒の水栓で兼用型がいいとの事で、ネットで検索しまくって一番安いところで購入した記憶があります。それでも、当時、浄水器と一緒の購入で14〜5万以上した記憶があります。結構お値段がしました。

その水栓から、最近ポタポタと水がストレートとシャワーの区別なく滴りおち、どうやら中のパッキン?が劣化したんだろうと思って、修理してやるぞ〜と意気込み調べてみました。

蛇口の先のグレーのプラスチック留め具を回すと、蛇口の中の構造が確認できます。

早速、中を取り外してみて、どこから漏れているのか調べてました。次の写真が内部で使用されていたオーリングの写真です。内径41mmのオーリングが2個使われています。御覧いただけるように、このオーリングは劣化していて黒いドロドロの汚れが手に付きます。恐ろしい光景です。

オーリングが2個使われてます。
ストレートの蛇口側です。

ホームセンターでオーリングを探すも・・・

この恐ろしい劣化具合に気分を悪くしながら(こんな水を飲んでたのか~)その足で近所のホームセンターに走りました。ところが、この内径41mm、外形45mm?のサイズのオーリングは無いのです。

さらに遠くの大型ホームセンターにも車で行きましたが、やっぱりこのサイズのオーリングはおいてません。

しかたなく、Amazonで検索すると、それっぽいサイズの10個入りのもの が見つかりました。これ買うしかないか~ と、ポチリかけたのですが、思いとどまりました。

水漏れの原因はオーリングだけかと言う疑問

そうなんです。実は、このオーリング、結構水栓の蛇口にパーツをもとの位置に戻すときには結構抵抗があります。つまり、まだキツキツに入っているので、単にこのオーリングだけが原因で水漏れをしているようには思えないのです。確かに劣化しているので、少しは水流を止めきれていないとは思いますが、それ以上に漏れている部分がありそうに思います。

で、分かったのがこちらのパッキンです。これは、シャワーとストレートを切り替える部分にあるゴムのパッキンなんですが、この穴をバネでプラスチックの蓋を押し付けて片方を閉じる仕組みとなっています。そのパッキンがこちらの真ん中の穴の2つ空いた黒い部分です。

この黒いパッキンも擦ると黒い汚れが指に付きました。かなり劣化してます。また、この穴を抑え付ける蓋とそのバネも劣化しているかもです。

恐らくですが、この黒いパッキンの上をストレートとシャワーを切り替える度に、摩耗をして、この何十年の間に水流を完全に遮断する事ができずに、混ざるようになって今のシャワーからポタポタと水が漏れる原因と思います。

さすがにこんな形状のパッキンは、売っていないのでは?(探せばあるかもですが・・・)実際に、「ストレート シャワー 切替 パッキン」とかで検索したり、Googleの画像検索でも検索したのですが、見つかりませんでした。さすがに、このパッキンだけでの販売は、ないのでしょうね?

なんと!このシャワーヘッド部の保守交換パーツが販売されてました

実は、このビルドイン型混合水栓ですが、購入したメーカーはMYM(喜多村合金製作所)で、既に存在せず、もう交換パーツは無いと思っていました。

ですが、なんとまだありました。MYM(喜多村合金製作所)は、2008年2月に事業から撤退(廃業)しましたが、アフターサービスについては株式会社KVK(ケーブイケー)が引き継いでくれているようです。Amazonで探すと、見つかりました。それがこちらです。これなら、パッキンもオーリングも、穴を塞ぐプラスチック部分もバネも一切合切新品に交換できます。お値段はそこそこしましたが、新しく水栓を買い替えるよりははるかに安いです。


[HC732-A] KVK 水栓金具 旧MYM シャワーヘッド組 ケーブイケー

パーツの形状

この交換パーツですが、ネットで調べているとホースとのジョイントがうまくできずに焦ったとかの投稿があり、私も心配になりました。Amazonでも、他の販売先でも写真を見る限り、ホースとの接続部の形状が分かりません。部品が届くまで心配でしたが、杞憂でした。水栓のこの蛇口部分を水栓に取り付けたまま、時計と反対方法に回すと、だんだんとホースのねじが外れていきます。そして最後はこの蛇口(シャワーヘッド)だけが取れるので、新しく購入したシャワーヘッド(HC732-A)と交換するだけです。参考の為に、シャワーヘッドの新旧の比較(ホース接続側)の写真を載せておきます。

左側が新品の購入したシャワーヘッド。右が今まで使用していたもの。ねじのピッチもサイズも全く同じで取り付けには問題ありませんでした。
新品は綺麗です。また交換前。手にもっているのが新品。
全く形状おなじ。まだ販売されていて良かったです。

無事、交換完了でポタポタ水漏れもなくなりました

シャワーヘッド交換後

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

以下が私が購入したHC732-Aです。

投稿者プロフィール

diy-hs
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
(Amazonのアソシエイトとして、当サイト(diy-hs.com)は適格販売により収入を得ています。)

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