「妻、小学生にな る」第9話の感想です。
ついに最終回前編(第九話)が放送されました。あと一回でこのドラマも最終回を迎えます。
今思い起こすと、このドラマの事を知ったのは昨年の11月のことでした。
外が騒がしいので外をみたらドラマの撮影が行われていて、いったい何のドラマの撮影なんだろうと興味を持ったことが始まりでした。
撮影を見ていたら、子役の子供に見覚えがある。“あれ?もしかして、おちょやん の子?” なんやろ〜?と思っていたら、情報通のご近所さんから、「来年放送予定の金曜ドラマの撮影みたいよ~」って情報が・・・。これで「妻、小学生になる」を知ったのが始まりでした。
それ以来、放送開始が待ち遠しかったのですが、始まってみるとあっという間に次回最終回とは。これほどハマる良いドラマも少ないですね。でも、撮影ロケに偶然出合ってなければ、ドラマも興味なくスルーしていたかもです。
前置きが長くなりましたが、今回も私の感想です。
まずTwittterの次回予告をみてみましょう
どうやら、最終回の映像からの内容はあまり使われていません。その方が嬉しいです。
再び奇跡が訪れる。そのラストシーンをすべての人に贈ります。
https://twitter.com/tsumasho_TBS/status/1504818220322398209
とあります。とてもいい宣伝文句ですね。期待できます。最終回が楽しみです。
感動したシーン
もうドラマの出だしから感動です。
万理華のベッドで就寝するシーンでの千嘉との会話にはジーンときました。
「ねえママ わたし夢を見てたのかな? きれいな女の人にあったの とても優しい人」
「ママがなって欲しい万理華は あの子なんだって」
「だからもう うちに帰るのはやめにしようって」
切ないですね。
でも千嘉は、
「ちがうよ万理華 ママがずっとずっと会いたかったのは 今の万理華だよ ここにいる万理華だよ」
「今までごめんね ママのせいで、いっぱい悲しい想いさせてごめんね」
「万理華は何も悪く無いの 万理華はそのまんまでいいの」
のシーンで涙腺崩壊です。親は絶対に子供に辛い想いさせてはダメだと思います。子供は自分のせいでママが怒ってるって捉えてしまう。「泣かないでママ」の万理華の言葉で千嘉は救われたことでしょう。やっと自分のしてきた酷いことに正面から向きあって気持ちを切り替えることが出来たようです。
他にも、次のシーンです。
圭介が麻衣に朝食どころか昼食のおにぎりまで作ってあげているのに、会社から帰宅した圭介が麻衣がどれも食べてないのを知って、夜にスーパーに駆けつけて貴恵がいつも家族に作ってくれたオムライスと唐揚げを料理するシーン。
そして麻衣の部屋の前での圭介のセリフも良いですが、その後麻衣の部屋の扉がひらき、
麻衣:「おかず・・・ 何?」
圭介:「・・・焦げた唐揚げと しょっぱいオムライス」
優河の灯火が流れてきて再び涙腺崩壊です〜。
寺カフェで友利の漫画を読むシーンも良かったです。
「姉ちゃんに見て欲しいなって書いた」と言う友利に寺カフェのマスターが貴恵に見えるようにカウンターに漫画を置いてあげ、貴恵が友利の漫画に笑ったり涙ぐんだりしながら徐々に安心していくシーン。途中から出雲ちゃんに憑依してた吉原君が来て、マスターが漫画の置き方を吉原君にも読みやすいように少しずらしてあげてましたね。細かい演技がこのドラマ素敵です。
万理華と千嘉が語る貴恵
万理華:「あの子はいたんだよね 夢じゃないんだよね」
千嘉:「この人はとても優しい人でね いつも人の幸せを考えて 笑った顔は太陽のように暖かくて みんながそばにいたくなるような人」
千嘉:「だけどね10年前に亡くなったの でも家族が心配でどうしてもどうしても会いたくて だから万理華の体の中にはいちゃったの」
万理華:「じゃぁこの人はどこいっちゃったの?」
千嘉:「ママにもわからないの ママにもいっぱい親切にしてくれたのに いっぱい優しくしてくれたのに ママは何もお返し出来なかった」
こどもは素直に信じて、素直にその人の事を心配する。千嘉の何も恩返し出来なかった気持ちも現れていて、自分の事しか考えていなかったこの母親(千嘉)が変わった事がわかる良いシーンでした。
そして、やはり何と言っても良かったのは公園でのラストのシーンでした。なんて万理華は優しい子供なんだろうと・・・
再び貴恵と万理華が出会った公園に身体を抜け出した万理華がやってきてすべり台で成仏出来ずにいる貴恵を見つけます。そして語りかけます。
万理華:「いいの? ほんとうに さよならしてもいいの?」
貴恵:「もう十分わがままさせてもらったから」
万理華:「あの時 万理華が一人ぼっちだったとき 優しくしてくれたでしょ 私 消えちゃいたいと思ってた でも会いたかった ママにヒマリちゃんにたけるくんにいつもの通学路のワンチャンにも」
万理華:「だからね 会いたいって思うのは わがままなんかじゃないよ」
そこで貴恵に万理華が入っていくようなシーンで前編終了です。なんか次回にとても期待できそうです。もちろん最後は成仏していくのでしょうけど、新島家や千嘉や周りの人をみんなハッピーにして終わって欲しいです。ドラマの視聴者を含めてですね。^_^
愉快なシーン
あまり面白いシーンは無かったですが、あえて挙げるなら、
- 圭介の会社での貴恵のセリフ 全くゾンビに戻った圭介に色々と思いを伝えますが、期待に応えるかのように立ち上がった圭介が行ったのは、空気清浄機のスイッチオン。笑えます。
- 余談ですがこの空気清浄機のエアドッグ、ドラマの中でも使うのか〜!って感じ。どんだけ宣伝費かけてんねん!ですよね。
- 宇田君を昼食に誘った店での宇田君と圭介の会話
圭介:「腐るには早いよ〜 君には未来があるんだから」
宇田くん:「新島さんに言われるとある意味響きます。」
圭介:「腐りきったゾンビおじさんの言葉だもんな」
宇田くん:「そんな返しもできるんですか」
痛快でした。第一話の給湯室での会話、圭介は聞いてないようでもちゃんと覚えてる〜(笑) - 武田真治のシーンはただただ? 彼の出演は必要か?最終回になんか絡むの?本人が出たかっただけとか?いろんな詮索ができ、別な意味で面白かったです。
- マスターのセリフ「毎日来てるわよ〜 旦那。忠犬ハチ公みたいに。またあんたが小学生の姿で現れるとでも思ってるのかしらね」わかりやすい表現にもなんか哀しい響きがありますね。
- 面白いと言うか中途半端な気がしたのが、万理華と守屋さんのアウトレットモールでの会話。全く覚えてない万理華に圭介おじさんと同じ会社の守屋と伝えるが全く話が通じない。このあとはどうなったのかな?最終回に繋がるのか?(いや繋げてくれ!すっきりしたい!)
番外編
愛川くん、麻衣の家に来たのはわかるけど、いきなり仏壇に線香って、普通そこまでするか?愛川くんも何か霊的なものがあると言う設定なのかな。麻衣が母親の事話してたっけ?BBQの時とか貴恵の実家からの帰りにあった時?ちょっと理解に苦しみました。どっか見逃してるのかなぁ?
最後の万理華が貴恵に入るシーン
万理華:「だからね 会いたいって思うのは わがままなんかじゃないよ」
と言って終わりました。次のシーンは万理華が河原の堤防の道を嬉しそうに駆けているシーンで第九話は終わりました。
次回はいよいよ本当の最終回です
3月25日(金)何が何でも見逃せないですね。全10回のドラマすべてリアルタイムで観る事になります。しかも、ドラマの感想をすべてブログに書いているのも初めての経験です。
あと1回でこのドラマも終わってしまうのはとても残念ですが、最終回のストーリー展開が楽しみです。
以上です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
全話収録のDVDが発売されてます。
投稿者プロフィール
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”なんでも自分でやってみる” をテーマに、ブログを書いてます。素人には無理と思う様な事も、実際にやってみるとあっさりと出来たりする事もあります。失敗もありますが、失敗する事で経験となり、次は少し上達したりします。それが楽しいです。そんなDIYの情報を発信して行けたらと思ってます。仕事はAIやクラウド関連を担当してます。そんな訳でプログラミングやシステム構築も趣味と実益を兼ねてDIYを楽しんでます。ギターはもともとクラシックギターを学び、インストルメンタル専門でしたが、高校生の頃にテレビでみた卒業の映画でPaul Simonの曲に憧れて、それ以降いろんなジャンルの弾き語りも楽しんでます。S&Gの曲なら楽譜なしで弾けます。^^; また最近は独学でピアノも始めました。すでに4曲ほどレパートリーがあります。Twitterの方でも発信していますので、ぜひフォロー下さい。
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